68: ◆3m7fPOKMbo[sage]
2020/11/30(月) 22:58:25.55 ID:q9fUR5lJ0
音ノ木坂 部室
にこ「ライブの準備はする。けど、同じステージに立つかどうかは彼女に会ってから決めるわ」
穂乃果「だと思ったよ、にこちゃん」
凛「つまり『宇宙ナンバーワンアイドルのにこを差し置いてナンバーワンを気取るのは許せないにこ』ってとこかにゃ?」
にこ「凛、茶化さない!」
花陽「うん、にこちゃんは真面目な話をするから傾聴」
穂乃果「あ、はい」
にこ「…先に聞くけど、穂乃果はどう思ったの?」
穂乃果「あの子なりに仲直りをさせる方法として、私たちや千歌ちゃん達の力を借りたいっていう考えだと思う。少なくともランジュさんの方も、そう考えたんじゃないかな? まだ真偽は分からないけれど」
にこ「ふぅん。では、その真偽は?」
海未「それに、そう思う根拠はありますか?」
穂乃果「ファンクラブの会長として近づいたってのはともかく、そういう話をされるほどの信頼を得ているって事だからね。それに…穂乃果思うんだけど、本当はあの子の方がランジュさんにライブの話を持ち掛けたんじゃないかな? 私たちや千歌ちゃんの力を借りれば同好会の皆もランジュちゃんも納得してウィンウィン、という考えで」
にこ「続けて」
穂乃果「そういう話を持ち掛けて、ランジュちゃんを納得させるぐらいの信頼を得ているって事だよ。それだけできれば、もう充分。だったら穂乃果も一肌脱ごうってところだね!」
真姫「なるほど、確かに一理あるわね」
にこ「ええ、そうね……けど、最終的な決定はそういう事。これは、千歌にも伝えておいて、穂乃果」
穂乃果「……えと、今のにこちゃんの条件に賛成の方…って私と凛ちゃん以外全員!?」
ことり「うん、確かに慎重にはしたほうがいいね、穂乃果ちゃん」
穂乃果「はーい…」
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