ボクっ子「....なにか、用?」
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10:名無しNIPPER[sage]
2020/11/24(火) 22:08:24.92 ID:it/aFFqNO
女「昔はもっと喋ってたんだけど…最近は仲良くしてくれる人としか話してないんだ」

女「みんなボクの事どう思ってるか分かんないしさ…仲良いと思ってた子に陰口言われてたとかもあったし…」


女「仲がいい人ができるから、そういうことで傷つくわけじゃん?…だから、今仲良くしてくれる人とだけ自分から話すようになっちゃったんだよね。」


女「でもそんな生活長く続くわけなくて…幸い勉強も運動も人並みにはできたから、1人でやっていけてる?んだけど」


女「それでどうしようもなくなった時、軽音部に入って…やりはじめたんだよね、音楽」


女「音楽っていーよね。言葉じゃなくても、メロディとかコードとか…よーするにやんわりしたもので聴いてる人にキモチが伝わるからさ。」


女「だから音楽すきなんだよね、ボク。」


女「なんだかんだいって、やっぱり自分のことみんなに知ってもらいたいだけなのかもね…。情けないよね。ほんと」


女「えっ?ボクの演奏、気持ちこもってるかな?…そうかな。」


女「ふふっ。…ありがとね。キミを元気付けるつもりだったんだけどなぁ…」


女「はいっ!辛気臭い話はここまで!もういつものボクだから!」


『午後6時になりました。校内に残っている生徒の皆さんは、直ちに準備をして帰るようにしましょう。』


女「…あ。もう時間か。…話し込んじゃってあんまし演奏できなかったねー」


女「今日は息抜きの日ってことにしよっか。また明日から練習しよー」


女「うん…また明日、ね。」


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