89: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:31:03.24 ID:+9cFPgW3o
青葉「…マコトのことさ、忘れてやってくれよ。普段はあんな奴じゃないんだ…なんと言うか…思い込んだら止まらない奴でさ…あいつ妹がいるんだけど、その妹にも叱られたらしい。初対面で告白するなんて気持ち悪い、ってさ。はは、その通りだよな?」
ミサト「そんな…ことは…」
青葉「……」
90: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:32:04.02 ID:+9cFPgW3o
ミサト「…いつもこんな事してるの?」
青葉「ん?うん…そうだな。ここなら近所迷惑にもならないし」
ミサト「…プロを、目指してる?」
91: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:33:03.20 ID:+9cFPgW3o
シンジ「ミサトちゃん…」
ミサト「…すみませんでした」
シンジ「いや…心配したよ…どこにいたの?二日間も…」
92: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:34:03.61 ID:+9cFPgW3o
シンジ「もういいんだ…無理してエヴァに乗る必要なんてない。僕たちのことは…気にしなくていい。元々巻き込んだのは僕らのほうなんだ。謝るよ…」
ミサト「でも…」
シンジ「いいんだ。僕らは…僕らは市民の安全を守るのが仕事で…君もその一人なのに。君をたくさん傷つけてしまった…」
93: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:35:03.35 ID:+9cFPgW3o
レイ「サードチルドレンは明日第3新東京を離れます」
葛城「…では、初号機のデータはリツコに書き換えろ」
レイ「しかし」
94: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:36:03.74 ID:+9cFPgW3o
ミサト「あの、シンジさんはどこですか?一言お別れを…」
黒服男「君はもうすでにネルフの人間ではない。どのような事も教えられない」
駅。
95: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:37:03.02 ID:+9cFPgW3o
ミサト「あの…ありがとう」
青葉「…なんか喋れよ。ホラッ!」
日向「かっ、葛城さん…この前は、その、急にあんなこと言ったりして、ごめん」
96: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:38:05.15 ID:+9cFPgW3o
ミサト「…どうしてここが?」
青葉「勘だよ。ここんとこ何十人って同級生を見送ってきたからな」
日向「…葛城さんが出ていくなら、いずれ俺らも出ていくことになるだろうな…。だけど…ほっとしてるよ。…エヴァの中で、あんなに苦しんでる姿を見たんだ。葛城さんがエヴァから解放されて…良かった…」
97: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:39:02.31 ID:+9cFPgW3o
レイ「本当にこれでよかったの?」
シンジ「……ミサトちゃんが帰ってきたとき…なんて声をかけていいか分からなかったんだ…」
シンジ「………僕の見栄が彼女を追い込んでた…本当のことを言っても、彼女を救えたかどうか……」
98: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:40:05.12 ID:+9cFPgW3o
放送「二番線に厚木行き特急リニアが参ります。危ないですから黄色い線の内側までお下がりください」
放送「二番線の電車は4時20分発厚木行き政府専用特別列車です。一般の方は柵の内側には入れません」
99: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:41:02.30 ID:+9cFPgW3o
放送「まもなく4番線に強羅行き各駅停車が参ります。危ないですから黄色い線の内側までお下がりください」
放送「小さいお子様をお連れの方は特にご注意ください」
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