85: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:27:03.76 ID:+9cFPgW3o
シンジ「…やっぱり、僕らが間違ってたんだ」
シンジ「14歳の子どもに、こんな重荷を…人類の存亡を背負わせるなんて…」
レイ「…でも、乗れるのは彼女たちだけ。…私たちはエヴァの操縦を14歳の子どもたちに委ねる…それしか方法はない」
86: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:28:00.58 ID:+9cFPgW3o
シンジ「…どうして指示を無視したの…?」
ミサト「ごめんなさい」
シンジ「…謝ってほしいわけじゃないんだ。その…理由が聞きたくて。混乱してたなら、それも仕方のないことだし……僕らは、君の身体状況に合わせて適切な処置を…」
87: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:29:02.55 ID:+9cFPgW3o
シンジ「だから……」
ミサト「…もう、いいじゃないですか…」
シンジ「…ミサトちゃん……?」
88: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:30:03.75 ID:+9cFPgW3o
レイ「そう…」
シンジ「…ミサトちゃんにとって、エヴァに乗ることが苦痛でしかないのなら…もう乗らないほうがいい。自暴自棄になって戦っても…使徒には勝てない。死んでしまうよ…」
レイ「…エヴァが動かなければ、同じことよ」
89: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:31:03.24 ID:+9cFPgW3o
青葉「…マコトのことさ、忘れてやってくれよ。普段はあんな奴じゃないんだ…なんと言うか…思い込んだら止まらない奴でさ…あいつ妹がいるんだけど、その妹にも叱られたらしい。初対面で告白するなんて気持ち悪い、ってさ。はは、その通りだよな?」
ミサト「そんな…ことは…」
青葉「……」
90: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:32:04.02 ID:+9cFPgW3o
ミサト「…いつもこんな事してるの?」
青葉「ん?うん…そうだな。ここなら近所迷惑にもならないし」
ミサト「…プロを、目指してる?」
91: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:33:03.20 ID:+9cFPgW3o
シンジ「ミサトちゃん…」
ミサト「…すみませんでした」
シンジ「いや…心配したよ…どこにいたの?二日間も…」
92: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:34:03.61 ID:+9cFPgW3o
シンジ「もういいんだ…無理してエヴァに乗る必要なんてない。僕たちのことは…気にしなくていい。元々巻き込んだのは僕らのほうなんだ。謝るよ…」
ミサト「でも…」
シンジ「いいんだ。僕らは…僕らは市民の安全を守るのが仕事で…君もその一人なのに。君をたくさん傷つけてしまった…」
93: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:35:03.35 ID:+9cFPgW3o
レイ「サードチルドレンは明日第3新東京を離れます」
葛城「…では、初号機のデータはリツコに書き換えろ」
レイ「しかし」
94: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:36:03.74 ID:+9cFPgW3o
ミサト「あの、シンジさんはどこですか?一言お別れを…」
黒服男「君はもうすでにネルフの人間ではない。どのような事も教えられない」
駅。
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