81: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:23:02.79 ID:+9cFPgW3o
日向「…今日でもう三日か」
青葉「俺らがコッテリと絞られてから?」
日向「…あの娘が学校に来なくなってからだよ…」
82: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:24:03.05 ID:+9cFPgW3o
シンジ「…ミサトちゃん?」
シンジ「…今日も具合が悪いの?…行きにくいと思うけど、学校はちゃんと行ったほうがいいよ…もう五日だし。きっとみんな君のこと心配して…」
シンジ「ミサトちゃん…?開けてもいい…?」
83: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:25:02.76 ID:+9cFPgW3o
シンジ「わざわざありがとう。でも…ミサトちゃんは…今ネルフの訓練施設にいるんだ」
日向「そう…なんですか…」
シンジ「ごめんね。せっかく来てもらったのに…」
84: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:26:02.54 ID:+9cFPgW3o
放送「次は瀬能峠、長尾方面です。お出口右側に変わります」
放送「本日は第3新東京市第七環状線をご利用いただき真にありがとうございます」
85: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:27:03.76 ID:+9cFPgW3o
シンジ「…やっぱり、僕らが間違ってたんだ」
シンジ「14歳の子どもに、こんな重荷を…人類の存亡を背負わせるなんて…」
レイ「…でも、乗れるのは彼女たちだけ。…私たちはエヴァの操縦を14歳の子どもたちに委ねる…それしか方法はない」
86: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:28:00.58 ID:+9cFPgW3o
シンジ「…どうして指示を無視したの…?」
ミサト「ごめんなさい」
シンジ「…謝ってほしいわけじゃないんだ。その…理由が聞きたくて。混乱してたなら、それも仕方のないことだし……僕らは、君の身体状況に合わせて適切な処置を…」
87: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:29:02.55 ID:+9cFPgW3o
シンジ「だから……」
ミサト「…もう、いいじゃないですか…」
シンジ「…ミサトちゃん……?」
88: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:30:03.75 ID:+9cFPgW3o
レイ「そう…」
シンジ「…ミサトちゃんにとって、エヴァに乗ることが苦痛でしかないのなら…もう乗らないほうがいい。自暴自棄になって戦っても…使徒には勝てない。死んでしまうよ…」
レイ「…エヴァが動かなければ、同じことよ」
89: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:31:03.24 ID:+9cFPgW3o
青葉「…マコトのことさ、忘れてやってくれよ。普段はあんな奴じゃないんだ…なんと言うか…思い込んだら止まらない奴でさ…あいつ妹がいるんだけど、その妹にも叱られたらしい。初対面で告白するなんて気持ち悪い、ってさ。はは、その通りだよな?」
ミサト「そんな…ことは…」
青葉「……」
90: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/23(月) 01:32:04.02 ID:+9cFPgW3o
ミサト「…いつもこんな事してるの?」
青葉「ん?うん…そうだな。ここなら近所迷惑にもならないし」
ミサト「…プロを、目指してる?」
844Res/499.98 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20