623: ◆gcWj88zLkc[sage saga]
2020/12/06(日) 15:20:01.77 ID:3d5dCKQ9o
電話中の葛城
葛城「ああ、分かった……手続きは明日、お互いの弁護士を通してやろう」
葛城「ああ……それじゃあ」
624: ◆gcWj88zLkc[sage saga]
2020/12/06(日) 15:21:05.28 ID:3d5dCKQ9o
零号機、機動実験日
オペレータ「L.C.L.変化、圧力、プラス0.2」
オペレータ「送信部にデストルドー反応無し」
625: ◆gcWj88zLkc[sage saga]
2020/12/06(日) 15:22:01.55 ID:3d5dCKQ9o
カヲル「赤木君の…?」
ナオコ「リツコといいますのよ」
ナオコ「ほら、リッちゃん。ご挨拶して?」
626: ◆gcWj88zLkc[sage saga]
2020/12/06(日) 15:23:01.90 ID:3d5dCKQ9o
ナオコ「レイちゃん…葛城所長に、渚先生も」
ナオコ「…私に、もしものことがあったときは…その時は娘を頼みます」
リツコ「ママ…」
627: ◆gcWj88zLkc[sage saga]
2020/12/06(日) 15:24:01.56 ID:3d5dCKQ9o
内線「所長、弁護士の方からお電話ですが。お繋ぎしますか」
葛城「繋いでくれ」
葛城「……」
628: ◆gcWj88zLkc[sage saga]
2020/12/06(日) 15:25:07.06 ID:3d5dCKQ9o
葛城「本当にいいんだな?」
妻「いいわ…あの子といられるなら…」
葛城「……」
629: ◆gcWj88zLkc[sage saga]
2020/12/06(日) 15:26:03.35 ID:3d5dCKQ9o
カヲル「…ずいぶんと長かったじゃないか。赤木君もいない、所長の君もいないでは、ここは回らないよ」
葛城「…分かっている」
カヲル「…それで?話はつけてきたのかい」
630: ◆gcWj88zLkc[sage saga]
2020/12/06(日) 15:27:01.79 ID:3d5dCKQ9o
ゲヒルン本部
レイ「おはようございます」
リツコ「おはようございます」
631: ◆gcWj88zLkc[sage saga]
2020/12/06(日) 15:28:09.64 ID:3d5dCKQ9o
(ナオコ「MAGI-CASPER、MAGI-BALTHASAR、MAGI-MELCHIOR。MAGIは三人の私。科学者としての私、母親としての私、女としての私」)
レイ「その3つがせめぎあっている…」
632: ◆gcWj88zLkc[sage saga]
2020/12/06(日) 15:29:02.61 ID:3d5dCKQ9o
レイ「そうよ。リツコちゃん、あなたのママは本当に素晴らしい人だったの…姿は見えなくても、今もこの場所を支えてる。科学の礎となって、隅々にまで存在しているのよ」
リツコ「……いるのに、会えないの」
レイ「リツコちゃん…。今はまだ分からないかもしれないけど、必ずお母さんの存在を感じるときがくるわ…」
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