157: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/24(火) 20:11:01.45 ID:lRBHXjHEo
ペンペン「クワァッ!」
シンジ「おはよう」
158: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/24(火) 20:12:00.85 ID:lRBHXjHEo
時田「本日はご多忙のところ、わが日本重化学工業共同体の実演会にお越しいただき、まことにありがとうございます」
時田「皆様には後程、管制室の方にて、試運転をご覧いただきますが、ご質問のある方はこの場にてどうぞ」
レイ「…はい」
159: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/24(火) 20:13:01.94 ID:lRBHXjHEo
レイ「…人為的制御の問題もあります」
時田「制御不能に陥り、暴走を許す危険極まりない兵器よりは、安全だと思いますがねぇ」
時田「制御できない兵器など、まったくのナンセンスです。ヒステリーを起こした女性と同じですよ、手におえません」
160: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/24(火) 20:14:02.11 ID:lRBHXjHEo
シンジ「…大丈夫?綾波…。…あの人も、あそこまで言わなくてもいいのにね」
レイ「…大丈夫よ、問題ない」
レイ「自分を自慢し、誉めてもらいたがっている…健全な子どもよ」
161: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/24(火) 20:15:02.23 ID:lRBHXjHEo
時田「これより、JAの起動テストを始めます。何ら危険は伴いません。そちらの窓から安心してご覧ください」
オペレータ「起動準備よし」
時田「テスト開始!」
162: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/24(火) 20:16:02.29 ID:lRBHXjHEo
時田「歩行開始!」
オペレータ「歩行、前進微速、右足、前へ!」
163: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/24(火) 20:17:02.07 ID:lRBHXjHEo
時田「どうした?」
オペレータ「変です、リアクターの内圧が上昇していきます!」
オペレータ「一次冷却水の温度も上昇中!」
164: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/24(火) 20:18:03.18 ID:lRBHXjHEo
シンジ「ごほっ、ごほっ、ごほっ、ごほっ、…まずい、あっちには…!」
オペレータ「加圧器に異常発生!」
オペレータ「制御棒、作動しません!」
165: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/24(火) 20:19:01.71 ID:lRBHXjHEo
時田「あ、私だ。第2東京の万田さんを頼む。そう、内務省長官だ」
万田「ああ、その件は矢杉君に任せてある。彼に聞いてくれ」
矢杉「そういう重要な決定事項は口頭ではねぇ。正式に書簡で廻してもらえる?」
166: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/24(火) 20:20:03.76 ID:lRBHXjHEo
シンジ「もしもしトウジ?」
シンジ「厚木にナシつけといたから…うん、ミサトちゃんと初号機をF装備でこっちに。うん。緊急事態なんだ」
レイ「無駄よ…碇一尉。どうやって止めるつもりなの?」
167: ◆gcWj88zLkc[sage sage]
2020/11/24(火) 20:21:02.09 ID:lRBHXjHEo
シンジ「目標はJA、5分以内に炉心融解の危険があります。ですから、目標をこれ以上人口密集地に近づけるわけにはいきません」
シンジ「トウジ」
トウジ「なんや」
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