【シャニマスSS】P「黛冬優子はめんどくさい」
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18: ◆3xQXQ8weeA[sage saga]
2020/11/21(土) 00:10:16.72 ID:XNoZIdba0
――俺は片付けしておくからさ。
――冬優子は先にお風呂入ってきたらどうだ?
冬優子「あーもう、あのバカ……!」
ぬるい水が心地いい。加速度的に火照っていく体にはちょうどよくて少し冷静になれそうだった。
けれど思い出す度、熱くなる。ずっと、肚に棘が残り続けている。
冬優子「なんで先に入ってこいとか言っちゃうわけ……! 完全にそれじゃない……!」
肩を間借りして、それだけ。塗れ場は相変わらず激しかったし、ずっと手はつないだまま。
言葉数も少なくて、話数だってせいぜい2話くらい。たった二時間で体を燃やされてしまった。
熱い。顔も、耳も、肚も。
手をつなぐと流れ込んでくるようだった。自然と頭を肩に置いてしまった。速まる鼓動が耳に痛いほど鳴っていた。
――体は、期待してしまっている。
冬優子「……ふゆだけじゃ不公平じゃない」
もう、燃え上がってしまっている。
冬優子「……ん」
――女であるために、少しだけ熱をお湯に捨ててしまおう。
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