勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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93:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/29(月) 18:16:15.59 ID:NwyvBHUw0
『地下墓地』


ピチョン ピチョン


魔女「雪が浸みて丁度良い湿度じゃな」

ホムンクルス「篝火を置けば保温も問題ない様ですね」

魔女「光は要らんのか?」

ホムンクルス「毒キノコは有機物の分解で成長しますので光は篝火で十分です」

魔女「ふむ…ここをゴミ捨て場にするんか?」

ホムンクルス「砕いた木材や骨を撒けば良いかと」

魔女「いくらでも余っておるな…」

ホムンクルス「わたしは此処で作業しますので魔女様はお帰りになってよろしいですよ?」

魔女「側近に言うて手伝える者を手配してもらうよって待っておれ」

ホムンクルス「はい…ありがとうございます」



『姫の部屋』


ガチャリ バタン


女海賊「あれ!?魔女だけ?」

魔女「皆出かけて居る」

女海賊「ホムちゃんも?」

魔女「ホムンクルスは地下墓地で土を弄っておるな」

女海賊「なんでまた土いじりなんかやってんのさ」

魔女「キノコを育てる言うてな…自分で言い出したのじゃ…やらせておくが良い」

女海賊「シーサー狩って来て肉料理あんだけどさ…どうすっかな」

魔女「ほう?珍しい肉じゃな」

女海賊「城の料理師が喜んで調理してるよ」

魔女「ハーピーは居らんかったんか?」

女海賊「2匹居たけどシャ・バクダに追い返した」

魔女「主らは余裕じゃな」

女海賊「アラクネーの毒矢一発で落ちて来るから全然余裕」

魔女「そうじゃ…地下墓地でアラクネーを増やせんか?」

女海賊「お!?イイね」

魔女「アラクネーは大人しいクモじゃで良い獣避けになる」

女海賊「おけおけ!ちっと2〜3匹放してくる」



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