勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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907:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 08:56:11.08 ID:KbfSVIxh0
子供「じゃぁビッグママを捕らえる為に法外な懸賞金を賭けているのはどう説明するのさ」

ローグ「その豪族っていう輩達のコントロールっすね…こういうのはアサシンさんが上手い」

子供「そんな…僕の思い違いだって言うの?」

ローグ「あっしは誓って裏切りやせん…信じて下せぇ」

子供「じゃぁもうビッグママの体に悪戯しない?」

ローグ「ちょちょちょ…それは違う話しでやんす」

子供「どうやって信用すれば良いのさ…僕は未来を見て来たんだ」

ローグ「あっしの体の中に流れている血は全部…頭の血なんす」

子供「知ってるさ…それが何だって言うんだよ」

ローグ「血の盟約は知らんのですか?あっしは頭に血の盟約で忠誠を誓っているでやんす」

子供「ふ〜ん」ジロ

ローグ「それからもう一つ腑に落ちないのが…この話を知って居る情報屋がどうして行動しなかったのか…っすね」

子供「あぁ…それはね…この歴史に抗う記憶はどんどん失われて行くんだ」

ローグ「意味が分からんのですが…」

子供「何日かするとすっかり忘れてしまうんだよ…きっと僕も同じさ…多分それがこの世界の理」

ローグ「何かに書き残して忘れないようにすれば良いんすね?」

子供「その書き残した物が何だったのか忘れてしまわなければね」

ローグ「よ〜し…な〜んかやる気が出て来やしたぜ?あっしもロマンの一角を握ってるっす」

子供「ハハ…ロマンねぇ」


---何だろう…この人はどうしても悪い人に思えない---

---血が繋がっているからなのか?---

---ドワーフの血…邪心に浸されない血---



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