勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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864:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 08:14:44.04 ID:KbfSVIxh0
『居室』


…シン・リーンは夏から一転して冬になった様じゃ

エルフゾンビが居るシャ・バクダも冬に変わった様じゃな

その他の地域は?

盗賊が居るハテノ村かいの?ここはあまり変化が無さそうじゃのぅ


情報屋「夏になってる場所が何処にもないのが気にかかる…」

魔女「わらわ達の生活圏がすべて南半球に移動したのじゃろう…それで説明が付く」

情報屋「…海士島辺りが南極に移動したと考えるとそうなるわね」

魔女「その過程じゃと命の泉付近は赤道付近じゃな」

情報屋「ドラゴンの眼は覗けないの!?」

魔女「わらわはドラゴンをあまり知らぬ」

情報屋「もし海士島付近が南極に位置したとしてセントラルもキ・カイも緯度的に深刻な状況じゃ無さそう」

魔女「ちと寒い程度かいな?」

情報屋「これを狙ってやったとするとオークシャーマンはとても賢いかもしれない」

魔女「被害は最小限に抑えたという事かえ?」

情報屋「緯度的に影響が無いのは恐らくシン・リーンとフィン・イッシュ…ここは北半球から南半球に移っただけ」

魔女「シャ・バクダもあまり変化が無さそうじゃ」

情報屋「あそこはもうほとんど人が済んで居ないから除外」

魔女「なぜ地軸の移動をしたのじゃろうのぅ?」

情報屋「未踏の地の氷を解かす?…もしくは偏西風の方向を変える?」

魔女「前者は何か狙いが有るかもしれんな…偏西風の向きが変わると言うのはどういう事じゃ?」

情報屋「北西の風が南西に変わるという感じね?」

剣士「ああああああああ!!それだ…」ガバ

魔女「なんじゃ寝て居ったんじゃ無いんか…たまげたわ」

剣士「精霊樹の森に到達するドリアードの種子の向きを変えてる…」

魔女「なぬ?」

剣士「精霊樹がドリアードに浸食されそうなんだ…エルフ達が飛んで来る種子を全部焼いてる」

情報屋「オークシャーマンはそれを狙ってやってると言う事?」

剣士「千里眼が使えたとすると精霊樹も見てるし僕達がドリアードの種子と戦ってるのも見てる…色々変わり始めたのはその後からだ」

情報屋「冬にすれば種子は飛ばないというのも有りそうね」

剣士「命の泉周辺は雪と氷が沢山あるんだよね?それ溶けたら何処に行く?」

情報屋「多くはエルフの森ね」

剣士「洪水で洗い流すんだよ!種子も毒も全部…オークシャーマンはもうドリアードと戦い始めてる」

情報屋「ちょっと待って…オークシャーマンが戦う動機が分からない…どうして遠方に居るオークシャーマンが?」

剣士「女オークが言うには予言に従ってるって…」

情報屋「何千年も予言に従ってるなんて余程の動機が無いと説明が付かないわ」

魔女「言われてみればそうじゃな…どんな予言なのか知りたいのぅ」



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