勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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846:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/20(土) 08:03:40.86 ID:KbfSVIxh0
『洞窟』


カーン カンカン ジュゥゥゥ


情報屋「鍛冶始めたのね」

女戦士「例の不足してるパーツを作っている…もう少し待ってくれ」

情報屋「急がなくて良いわ…ちゃんと動くかも分からないし」

女戦士「まぁ暇なのだ」

情報屋「それよりアサシン?海辺に在る小さな祠なんだけど何か知ってる?」

アサシン「石を積んであるやつの事か?」

情報屋「そう…いくつもあるんだけど」

アサシン「それはな…私の友が積んだ物だ…危ない物では無いから心配しなくて良い」

情報屋「共?この島で?」

アサシン「何年前だったか…私がこの島に初めて来た時にな…石化しかけたイルカが横たわって居たのだ」

情報屋「そのイルカが?」

アサシン「うむ…私のエリクサーを与えたら何度も訪れる様になってな…私が不在の時に石を置いて行く様になったのだ」

情報屋「そのイルカは今はどうして?」

アサシン「さぁ?姿を見なくなって1年程か…良い話し相手だったのだが残念だ」

魔女「死んでしもうたかいな?」

アサシン「だろうな?イルカも人間と同じ様に石化の病気には掛かるのだ…泳げなくなってしまったのだろう」

魔女「リリスがどこぞの海底に沈んどる訳じゃな?」

アサシン「どうにかしてやりたいんだが…」

情報屋「船に積んである器具…その一つが重力炉よ」

魔女「リリスを魔石にするんけ?」

アサシン「リリス程大きな物が入ると思うか?」

情報屋「バラバラに刻めば入るかもしれない」

魔女「そうじゃアサシンは全身エリクサーじゃな?もう石化せんのでは無いか?」

アサシン「私にやらせるつもりか?やっても良いがどの様に刻む?」

魔女「未来の持って居るインドラの刀じゃな…あの光に焼かれた傷口は再生せぬ」

アサシン「ほう?なんとかすれば手はある訳か」

魔女「じゃが肝心のリリスが何処に居るのか分からんのがな…」

アサシン「イルカにでも聞くか?クックック…」


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