勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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823:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/19(金) 23:43:37.45 ID:pYa2Z27w0
『1時間後』


商人「遅いな…ハイディングしたままだったとして数時間は調査してる筈」

女オーク「まだオークに動きがないから大丈夫よ…」

商人「しかし手薄だね…10人程度しか見えない」

女オーク「まさかいきなり攻めて来るなんて思って居ないでしょう?」

商人「こんなに手薄ならオークシャーマンが来れば良いのに」

女オーク「西オークには気球が1台しか無いの…それもフィン・イッシュから貰った物だけ」

商人「あーなるほど…ハイディングも出来ないか」

女オーク「船も1隻しか持って無い」

商人「それもフィン・イッシュからの船?」

女オーク「そうよ…西オークには船を作る技術も何も無いから」

商人「東オークは?」

女オーク「同じ…オークは物を作るのに長けてない」

商人「なるほどね…エルフも同じだな…船も気球も無い」

女オーク「だから人間に憧れる…本当は人間が大好き」

商人「それは西オークの発想なんじゃないの?」

女オーク「そうかもしれない…でも人間が好きなオークは沢山居る」


ドコーーン!!


女オーク「え!?」

商人「ワームだ!!マズイ何か起こってる!!」

女オーク「行く!!」グイ シュゴーーーー バサバサ

商人「剣士が見えない…どこだ!?」

女オーク「オーク達が一斉に動き出した」

商人「西だ!!西方向に向かってる!!」

女オーク「こっちにも気付かれた…」

商人「まさか何か撃って来る?…あのオークでかいな…まるでトロールだ」

女オーク「商人!!ロープ垂らしておいて!!」

商人「分かった!」スルスル


シュン バキバキ!


商人「うわぁぁ!!でかい矢が貫通した…」

女オーク「純潔のオークが使う弓矢は槍よりも大きい」

商人「応射しないとオークの足が止まらない…」

女オーク「オークの足を止めて!剣士が危ない!」

商人「当たれぇ!!」バシュン バシュン

女オーク「居た!!間に合う…」グイ シュゴーーーー

商人「ダメだオークが止まらない…」バシュン バシュン

女オーク「剣士がロープ掴んだら教えて!逃げる!」

商人「もう少し…もう少し…掴んだ!!飛んで!!」

女オーク「上がって!!」グイ バサバサ


シュン グサ!!


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