733:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/19(金) 22:21:41.80 ID:pYa2Z27w0
『獣道』
アオ〜〜〜ン アオ〜〜ン
女オーク「ウルフの遠吠え…」
剣士「昼間から遠吠えはおかしい…何かに警戒してる」
女オーク「急ぎましょ」
剣士「そうだね…ウルフとは戦いたくない」
ザワザワ
剣士「む…エルフに見張られてる…」クンクン
女オーク「何処?」
剣士「遠くて分からない…複数」クンクン
女オーク「森に近付くなという事かしら?」
剣士「さぁね?先を急ごう…」
ドスドス ドスドス
『オアシス砦』
おい!誰か来たぞ
監視所の奴らじゃないか?
衛兵「止まれ!!お前達は何者か?」
剣士「監視所から書簡を届けに…これを」パサ
衛兵「ふむふむ…なるほど怪我人が出て人員が居ないのか…それで代わりに」
剣士「僕達は情報屋という人を尋ねに来たんだけどここに居るかな?」
衛兵「一先ず門の中に入れ…話はそこで聞く」
剣士「うん…ありがとう」グイ
ドスドス
女オーク「中は小さな町なんだ…」
衛兵「…それで情報屋を尋ねに来たと言う事だが…まずお前達は誰だ?」
剣士「えーと…どう伝えれば良いかな…シン・リーンの魔女の使いだと言えば信じて貰える?」
衛兵「何!ではお前は魔術師か?」
剣士「うん…照明魔法!」ピカー
衛兵「おぉ!!シン・リーンが要請に応じた訳か…ササこちらへ」
剣士「要請?」
衛兵「聞いて居ないか?魔物が増えて対処し切れなくなっているのだ」
剣士「ゴメン何も聞かされて居ない」
衛兵「怪我人の治癒だけでも随分助かる」
剣士「それなら簡単だよ…どうすれば?」
衛兵「兵舎に居る…流行り病も多い」
剣士「おっけ!任せて」
衛兵「案内する」
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