勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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727:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/19(金) 22:10:43.40 ID:pYa2Z27w0
『飛空艇』


シュゴーーーーー バサバサ


剣士「女オーク?操舵変わって?」

女オーク「うん…任せて」

剣士「よし改造するぞぉ!!」

女オーク「ウフフ…」ニッコリ


まずジャイロ…これと羽を金属糸で繋いで連動させてバランスさせよう

高度計は下限が来たら上昇するように

速度は連通管を先端と側面で差圧を測る様にしよう


トンテンカン トンテンカン

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『数時間後』


女オーク「どう?」

剣士「時間を測る方法が無いから勘になっちゃうけど大分自動で方向修正出来てると思う」

女オーク「大体羅針盤の方向には向かってるのね?」

剣士「うん…細かいズレはしょうがないかな風向きも変わっちゃうし」

女オーク「高度が下がると変な方向に向いてしまう様ね」

剣士「速度得る為にはしょうがないんだよね…本当は偏西風に乗りっ放しが良いんだけどさ」

女オーク「どのくらいで到着出来そうなの?」

剣士「ママの飛空艇だと狭間に入って5日くらいだったんだ…帆で進むタイプだからジグザグに進む」

女オーク「真っ直ぐだともっと早いでしょう?」

剣士「単純に距離で言ったら半分くらいにはなってると思う…海の上だと何処まで進んでるか分からないんだよ」

女オーク「小舟で海を漂流していたのが昔の事みたい…」

剣士「ハハそうだね?そんなに昔じゃないのに」

女オーク「移動する速さって早くなるほど遅かった時が過去の事に感じる…どうして?」

剣士「ハッ…時空だ…しまった勉強していない」


魔女が言って居たのはコレか

全てを知った後に思い返すと知らなかった時の長さは短い…そして過去に感じる

でも本当は今と同じ長さだった筈…それが短く感じるのは時空がそこにあるからだ

量子転移

分かったぞ

過去はすぐそこにある

6000年前もすぐそこにある…知るか知らないかの差だけなんだ



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