勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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707:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/19(金) 21:46:38.93 ID:pYa2Z27w0
盗賊「てことはほぼ行き尽してるな…」

商人「一つだけまだ行けそうなところが残ってる…ここさ」

盗賊「オークの地か…」

商人「多分東オークの領内だよ…この場所にウンディーネが眠って居ると思われる」

盗賊「またエライ遠いな」

商人「でもね…正直期待出来ない…密閉された状態じゃないと6000年も経てばみんな風化する」

盗賊「なんで密閉された状態じゃないと思う?」

商人「オークが精霊の姿形を知って居るからさ…蓋をされた状態だったら分からないでしょ?」

盗賊「なるほど…石造になった精霊を拝んでるってオチだな?」

商人「うん…北の大陸でもそうだったよね?シン・リーンに安置されてる精霊の像」

盗賊「まぁでも一回確認してみんとな?」

商人「エリクサーに浸かったままという可能性もあるから一応調べてはおきたいかな」

盗賊「行くんか?」

商人「その前に名も無き島でホムンクルスをもう1体作る事が出来るかもしれないんだ…先にそっちを解決したい」

盗賊「やっぱお前はホムンクルス第一か」

商人「そうだ!!昨日見つけた謎の容器…開けて見た?」

盗賊「おぉ忘れてた…剣士の飛空艇に積んである」

商人「ラヴがあれをすごく気にしている…絶対何か有る」

機械の犬「ワン!」

盗賊「無理に開けて爆発したりはせんだろうな?」

商人「盗賊は解錠の専門だろう?壊さないで開けて欲しいな」

盗賊「仕組みが何も分からんのだが…」

商人「頼むよ」

盗賊「何か手掛かりがありゃ良いんだけどな?」

商人「そうだ一つ僕の夢話だと思って聞いてくれ…ここの遺跡にはデリンジャーが有ったよね?」

盗賊「10年前に拾った奴な?」

商人「誰が置いたと思う?」

盗賊「ナヌ?誰だと?…おいまさか!」

商人「僕はね…ここの遺跡を最後に封じたのは過去に戻った女海賊じゃないかと思ってる」

盗賊「そういや全部アイツ好みの物ばっか有ったな…て事は俺らへのメッセージか?」

機械の犬「ワン!」

盗賊「マジか…」

商人「ラヴともっと話せれば早いんだけどね…兎に角ラヴが落ち着かない様子なのさ」

機械の犬「ワン!ワン!」

盗賊「そうかアイツが鍵を掛けたとなると…虫か磁石だ…いや分かったぞアダマンタイトと磁石だ」



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