勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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699:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/19(金) 21:38:31.01 ID:pYa2Z27w0
『教会』


皆さん今日も無事に食事を食べられることに感謝しましょう…

精霊に祈りを…


僧侶「食べて良いですぅ!」

子供達「頂きマンモス〜!!」パクパク

盗賊「シスター元気になった様だな?」

シスター「皆さんのお陰です…どうぞお掛けになって下さい」

魔法使い「剣士は来ないの?」

盗賊「作り物してて忙しいとの事だ…まぁ気にすんな」

魔法使い「食事持って行くわ…何処?」

盗賊「あいつ等が乗って来た小さい飛空艇ん中だ…どうせ食わんぞ?」

魔法使い「うるさいなぁ…持って行くから」スタ

女オーク「…」ジロリ

僧侶「女オークさん肉と木の実のスープでし…新しく採れたヤシの実もあるです…どうぞ」

女オーク「ありがとう…」

僧侶「女オークさんは剣士さんと一緒に旅をしてるですか?」

女オーク「うん…そうよ」

僧侶「私達ずっと剣士さんを探してたです」

盗賊「探してるなら探してるでなんで俺に言わなかったのよ」

僧侶「剣士さんに秘密を守れと念を押されて居たです」

盗賊「秘密?」

僧侶「秘密を守る条件で仲間になったんでしゅ…誰にも力を知られたくないとか」

盗賊「何隠してんだ?あいつ」

僧侶「虫を使う所とかどうして旅をしているだとか他の人に知られるといけないらしいのです」

盗賊「ほ〜ん…まぁ只でさえ目立っちまうからな?」

女オーク「虫を使うと人間達はみんな悪い目で剣士を見るのよ」

盗賊「そら違い無ぇ」

僧侶「光る剣もいつも見えない様に背中に隠してるですね」

盗賊「なるほど…付け狙われるのを回避してるのか…あいつが持ってる光る刀は世界で1本だけしか無い刀だ」

僧侶「どうしてそんな物を剣士さんが持って居るのか知りたいですけど教えてくれないでし」

盗賊「まぁ隠してもいずれバレルだろうから言っとくがあいつは勇者の子だ」

僧侶「勇者って本当に居たですか?」

盗賊「まぁな?誰も知らんだろうが勇者が魔王を葬って今の平和が有るんだ…それは間違い無ぇ」

僧侶「盗賊さんがそれを知って居るという事は勇者の仲間だったのですね?」

盗賊「まぁあんまり他人に喋る事では無い…剣士も同じだったんだろう」

僧侶「理解したです…剣士さんは勇者なのですね」

盗賊「それは違う…話が複雑なんだがあいつは勇者ではない…間違いない」

僧侶「そうですか…思い違いでしたか」

女オーク「勇者じゃないと言い切る理由は?」

盗賊「勇者はな?青い眼をしているんだ…なんつーか世界を導く眼って言うのか?あいつはその眼を親に奪われたんだ」

女オーク「何の為に?」


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