勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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629:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/19(金) 20:17:30.58 ID:pYa2Z27w0
『茂み』


ブ〜ン バチン!!


野郎1「ちくしょう麻痺毒が効かねぇ…パチ物を掴まされた」ボリボリ

野郎2「虫が多い…俺ら酒飲んでるから刺されまくりだ」バチン!ボリボリ

野郎1「とことんツキが無ぇな…あのゴツイ体格の中身がどうなってるのか知りてぇ…」ウズウズ

野郎2「もう諦めろ…今は兎に角金だ!金がありゃ女なんかいくらでも買える」

野郎1「くそぅ!!ぬあ!!酒場に金置いて来ちまった…又かよ」

野郎2「お前は何回金無くすんだ?もう俺の金はやらんぞ」

野郎1「戻るぞ!!酒場でもう一回カモを探す」ドタドタ

野郎2「はぁぁぁぁ俺らいつになったら報われるんだ?ガッポリ稼ぐ山はもう無いのか?」

野郎1「うるせぇ!早く行くぞ」


ドタドタ ドタドタ



『翌朝』


チュン チュン


剣士「…」パラパラ

女オーク「また鳥達とお話?」

剣士「そうだよ…噂を聞いてる」

女オーク「何か?」

剣士「ここから東に2日くらい行った所に海賊の隠れ家があった筈なんだけど…もう無くなったらしい」

女オーク「海賊の隠れ家になんかどうして?」

剣士「ビッグママに会えると思ってたんだけどさ」

女オーク「ビッグママってあの時の大人の人?」

剣士「そうだよ…君知ってるよね」

女オーク「剣士はそこに行くつもりだったの?」

剣士「行けば会えると思ってた…でももう隠れ家は無い…宛てが無くなっちゃたよ」

女オーク「やっぱり船に乗るお金が必要ね」

剣士「う〜ん…北の大陸に戻るかぁ」

女オーク「今お金はいくらあるの?」

剣士「あと金貨4枚」

女オーク「ウフフまた稼がなきゃ」

剣士「ちょっと船に乗るのにどのくらい掛かるのか聞いて来る」

女オーク「じゃぁ私は火を起こして食事作っておくわ」

剣士「任せた!!ちょい行って来る」シュタタ



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