勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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609:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/19(金) 20:03:09.53 ID:pYa2Z27w0
『気球発着場』

…球皮に損傷はありません

船体の木材部分がすこし傷んでいますが一応は使えます

木材がある様でしたら修繕した方が良いですね

炉は魔石が無くてしばらく使用していませんでしたので少し錆びついております


盗賊「ほ〜う…こりゃキ・カイの輸送用気球だな?」

ハンター「あ!!盗賊さん…助かった気球の事が全然分からなくてさ」

売人「説明は以上になりますがご質問は?」

盗賊「船尾に付いてるプロペラは何だ?こんなん初めて見たぞ?」

売人「炉に連動して回る仕組みになって居ます…風の魔石を使わない工夫です」

盗賊「なるほどな…球皮は畳んである様だがどんくらい膨らむ?」

売人「帆の揚力で浮くタイプですので大きな球皮ではありません」

盗賊「じゃぁ発着に滑走が居るんか…ちっと不便だな」

売人「荷が空の場合はそのまま浮くことが出来ます」

盗賊「大体分かったぞ」

僧侶「引き取って大丈夫でしゅか?」

盗賊「まぁ任せろ」

売人「それでは譲渡完了という事で商人ギルドの方へ代金を引き取りに行きます…ここにサインを」パサ

ハンター「あ…はい!」スラスラ

売人「ではごきげんよう」ペコリ


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ハンター「随分律儀な売人だったね…」

盗賊「ありゃ多分キ・カイの役人だ…旧式の気球を手放したんだろうな」

ハンター「これ乗ってみて良い?」

盗賊「お前等の物だ…好きにしろ…てか俺にも見せろ」

僧侶「うほほ〜い!!」スタタ




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