勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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589:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/19(金) 19:48:18.86 ID:pYa2Z27w0
盗賊「ふぅ…」グビ

僧侶「今日は静かですね?」

盗賊「んん?俺か?」

僧侶「はい…」

盗賊「俺はいつも騒がしいんか?」

僧侶「そうですね…」

盗賊「ヌハハそうか…静かにしてると気持ち悪いか」

僧侶「考え事の顔してるです」

盗賊「分かるか?ちっと昔の事を思い出してな」

僧侶「暇なので聞くです」

盗賊「まぁ大した話じゃ無ぇ…夢の話なんだけどよ…あんま記憶に無いんだがハッキリ覚えてる事が一つあるんだ」


夢ではな?俺は多分ハテノ村に居んのよ

そこで子供達を育てたんだ

魔物から村を守る為に要塞作ったりしてたと思う

ほんでな?最後の最後に薬作って木の下に埋めたんだ…どーもそれが気になってよ


僧侶「先生…」

盗賊「む!!お前まさか夢幻を知って居るのか?」

僧侶「ご馳走食べたです…薬草拾ったです…硫黄集めたです」

魔法使い「ねぇ!!その話…」

ハンター「僕達がハテノ村に帰る理由だよ…どうにかして再建したいんだ」

盗賊「これは導きか?…いやまてまてそれはどうでも良い…他の子供たちはどうしてる?」

僧侶「連絡出来るのはこの3人だけでし」

盗賊「そうか…まぁその少しだけ残ってる夢幻の記憶がどうも気になってんだよ」

僧侶「病気の事でしゅか?」

魔法使い「アヘン酒と麻薬の事…アレは子供を産めなくする病気だと思う」

盗賊「お前気付いてたんだな?」

魔法使い「僧侶とよくそういう話をするのよ」

僧侶「あと10年子供が生まれないのが続けば人類は滅亡するです」

魔法使い「元気な子供が産めるのは30歳くらいまでね」

盗賊「う〜む…やっぱ俺もハテノ村行って薬探さんとイカンかもな…船乗りやってる場合じゃ無ぇ気がして来た」

ハンター「盗賊さんが一緒なら心強い!」

僧侶「ごちそう食べたいでしゅ」

盗賊「そうだな…俺も大したやる事無ぇしいっちょ行ってみるか」


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