勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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564:名無しNIPPER[sage saga]
2021/11/19(金) 19:33:32.90 ID:pYa2Z27w0
『荷馬車』


ドサ ゴソゴソ


魔法使い「これで最後よ…よいしょ!」シュタ

ハンター「お?やっぱり訓練のお陰で足取り軽そうだね?」

魔法使い「ロープ撒くのに比べたら随分軽作業ね」

僧侶「ほっ!!」ピョン クルリン シュタ

盗賊「ようし!乗ったな?出すぞ…」グイ


ヒヒ〜ン ガタゴト ガタゴト


盗賊「僧侶は体が小さいから訓練で見違える効果が出たな?」

僧侶「分かるですか?」

盗賊「脚力が付いて体重絞られてんだ…そら早くなるわ」

僧侶「私は小さくても戦士出来るですかね?」

盗賊「速さ生かせば良い…ガチンコじゃ当たり負けするが…小さい分ちょこまかとな?」

ハンター「僧侶はレイピアが合ってるね」

盗賊「うむ…教えたエペギャルドをしっかり反復しとけよ?」

僧侶「蝶の様に舞って…蜂のように刺す!!でしゅね?」

盗賊「ヌハハまぁそれで良い…しかしまぁキ・カイは本当埃っぽい街だな…空気が悪りぃ」

魔法使い「火山灰がねぇ…」

盗賊「大分マシにはなったんだがどうもここに住む気にはならん」

ハンター「地下の方は?」

盗賊「お前下水道に住みたいと思うか?」

ハンター「なるほど…海の方がマシか」

盗賊「うむ…お天道様の下のが気持ち良いだろ?そう思ってる奴が船買うんだ」

ハンター「…という事は船は高いって言う事かな?」

盗賊「お前等の持ってるお宝で買えん事も無いが時期を待った方が良いだろうな」

ハンター「気球を買うのが先かぁ…」

盗賊「気球はよ…置き場所に困るんだ…買うなら大型のやつ買って住める様にするだな」

魔法使い「住めた方が良いわ?ハテノ村行っても初めは済む場所に困るでしょう?」

盗賊「お?お前等ハテノ村行くんか…昔行った事あんぞ」

ハンター「僕達はハテノ村の出身なんだ…故郷に帰るっていう感じだよ」

盗賊「あそこは火山が近い…今どうなってんだろうな…」

ハンター「このお宝で復興させようと思ってる」

盗賊「おぉそりゃ良い目標だ!酒場出来たら飲みに行ってやる」

僧侶「私が酒場の店長やるです」

盗賊「ほーう?楽しみだ」


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