勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
1- 20
54:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/12(金) 22:35:10.51 ID:JReZ3F3t0
『居室』


ガチャリ バタン


オークの子「!!?」ズザザ

子供「あ!!大丈夫だよ…怖がらないで?」

オークの子「…」ギロリ

女戦士「やはり大勢の男達が居ると怯えているのか?」

子供「うん…みんな珍しそうに覗いて行くから…」

女戦士「ふむ…慣れてもらうしか無いのだが…男達には私からも言っておく」

子供「でも目はしっかりしてる」

女戦士「怯えているのでは無く身構えているだけか…プライドが高いのだな」

子供「おいで?大丈夫だから…」

オークの子「…」ソローリ

子供「沢山の人に見られるのが嫌みたい」

女戦士「…」---この子は私に似ているな---


---自分の見た目に自信が無い…---

---卑下されている様な目が嫌なのだ---

---だから剣に逃げる---



女戦士「未来!木剣で素振りを教えてやれ」

子供「え?あ…うん」

女戦士「剣を背負わせても触ろうとしないという事は今まで持った事が無いのだ」

子供「わかったよ…ママに教えて貰った通りにやってみる」



---------------


ブンブンブン ブン!!


子供「ぐちゃぐちゃだけどそんな感じで良いよ」

女戦士「次は未来が凌いでみろ」

子供「うん…僕に打ち込んでみて?」

オークの子「…」ジロリ

子供「来て良いよ…」スチャ

オークの子「…」タタ ブン

子供「…大振り」カコン

オークの子「ウガ!」ブンブン


コンコン


女戦士「運動していれば気が紛れる…しばらく立ち合って居るが良い」

子供「うん!いろいろ教えておくね」

オークの子「ググ!」ブンブンブン


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
943Res/1389.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice