勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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519:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/09(日) 22:08:18.76 ID:DzRiTfhn0
ハンター「ところで男さん…あなたはは何者ですか?随分色々詳しい…」

男「んあ?そうだな自己紹介して無かったな…俺の名は盗賊だ…今は船使った商売人だがな」

魔法使い「盗賊?…だから鍵開けを?」

盗賊「まぁな?今は盗みはやって無ぇから安心しろ…只の商売人だ」

ハンター「僕もトレジャーハントで鍵開けが専門のつもりだったんだけど…」

盗賊「そうか…船旅はまだ長いからよ…暇なときに教えてやるぞ?」

ハンター「やった!!」

盗賊「しかしお前等みたいな若造がこんなお宝持ってるとはよ…俺もシケタ仕事に就いちまったもんだ」

盗賊「ほんで?その暁の墓所ってのは墓場なのか?」

僧侶「ミイラが沢山あったです」

ハンター「全部荒らされていたんだ」

盗賊「「ん?宝石はどうしたのよ…こんなに沢山墓場に必要無いよな?」

僧侶「ミイラが入って居た石棺に一つづつ有ったです」

盗賊「てことは宝石の数だけミイラが在ったって事だな?」

僧侶「そうでし」

盗賊「もしかすると宝石は魂の入れ物だったんか?」

ハンター「え?」

盗賊「いやな?大昔にはそういう技術が在ったんだよ…この魔石にも誰かの魂が入ってる」

魔法使い「それ本当?」

盗賊「うむ…魔石を使い尽くすと只の宝石になるんだ」

ハンター「持って帰って来ちゃいけなかったかな?」

盗賊「分からんが…今は高く売れないからとりあえず大事に仕舞っとけ」

魔法使い「ミイラって大昔の人がその人を復活させる為に作ったのよね?」

盗賊「昔はそう信じられてたのかも知れんな?」

ハンター「墓荒らしされちゃったんじゃ復活出来ないねハハハ…」

盗賊「暁の使徒だったか?そいつらが何者だったのかは調べて見ても良いかもな」

魔法使い「どうやって?」

盗賊「俺の知り合いに考古学者が居るんだ…連絡してみる」


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