勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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485:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/09(日) 21:33:43.00 ID:DzRiTfhn0
『族長室』


ウゴゴ ガフガフ


女オーク「タキテレツヲンゲンニノイレ」

オークシャーマン「ハァハァ…ダノルセカトヲイロノノチグヅキ」

女オーク「お前…オークシャーマン治す」

剣士「首が皮一枚で繋がってるのか…良く生きてる」


インドラの光で焼かれた場合は蘇生魔法で治すしか無い

今は触媒も無いし魔方陣も無い

どうする?線虫ならゆっくり治せるか…


剣士「植物の種が欲しい…有るかな?」

女オーク「種?どんぐりか?」

剣士「あぁどんぐりでも良いや…沢山欲しい」

女オーク「お前ここで待つ…私持ってくる」スタ


ガチャリ バタン


剣士「なんか君達不用心だね…僕と傷付いたオークシャーマン2人にして良いのかな?」---割と可愛いオークだ---

オークシャーマン(黙れ人間…無礼にも程がある)ウゴウゴ

剣士「え!!?…これは念話…」

オークシャーマン(我は西オーク族長オークシャーマンなるぞ)

剣士「あ…えーとオークの事は何も知らないんだ…皆同じに見える」

オークシャーマン(ごふっ…兎も角我の傷を癒せ…命令だ…さもなくば呪怨を施す)

剣士「呪怨?何だそれ?」


ガチャリ バタン


女オーク「どんぐり沢山ある…お前使え」ドサー バラバラ

剣士「これだけあれば良いか…線虫!」ザワザワ ニョロロ

オークシャーマン(何をする気か?)

剣士「この蟲が傷を癒してくれる…大人しくしておいて?」


ザワザワ ニョロニョロ


剣士「治り方はゆっくりだよ…でも少しづつ傷が無くなって行くから心配しないで」

オークシャーマン「ハァハァ…」ウゴゴ

女オーク「ウョチクゾ…リオドクソクヤ…スマシニイレドノシタワヲンゲンニノコ」

オークシャーマン「ナニキツカアタレサヤイ」

女オーク「ハデ…スマシイレツシ」

女オーク「お前来い…」グイ

剣士「あ…残りのどんぐり…」


ガチャリ バタン


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