勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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48:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/11(木) 19:27:35.01 ID:BHJWdb3D0
ビョーーーウ バサバサ


”聞こえるか?…”

”…お姉ぇ?聞こえるよ!!どう?そっちは?”

”古都キ・カイに居るのだが黒の同胞団の手掛かりを見つけた”

”え!?マジ?そっちまで行ってんの?”

”どうやら大量にオークを捕獲して奴隷船でセントラル方面に移送している様だ”

”なんそれ?どゆ事?”

”ひとまず海賊で奴隷船を拿捕しようと思うのだが救出したオークをどうするか思案中なのだ”

”オークって言う事聞くの?言葉通じないじゃん?”

”だから困っているのだ…私はアサシンと直接話せないからフィン・イッシュで受け入れられないか聞いてくれないか?”

”おけおけ…なんかアサシンもフィン・イッシュに戻るみたいな事言ってたよ”

”大体1000体ぐらいオークの奴隷が居る様だ…海賊だけでは受け入れ切れん」

”うは…丁度さぁフィン・イッシュもセントラルに攻められそうでヤバイらしい」

”なら尚の事オークを保護して上手く自衛になれば良い」

”お姉ぇもフィン・イッシュに来る?」

”いや…私は黒の同胞団の手掛かりを追おうと思う”

”なんか掴んだの?”

”オークをセントラルに移送するのはやはりおかしい…他に拠点を構えていると思うのだ”

”なるほど…そういやさぁ…エルフの森南部に基地があるかも”

”それは確かな情報か?”

”そこらへんからミノタウロスがいっぱい出て来てるっぽいんだ”

”ふむ…それだな…それなら移送する意味がある”

”お姉ぇさぁ…未来居るんだから無茶しないで?”

”分かっている…常にハイディングして居ると思ってくれ”

”おけおけ…ほんじゃアサシンと話しできたら連絡するよ”

”良い返事を持って居る…”



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ローグ「奴隷のオークをフィン・イッシュに行かせるのは良い案っすねぇ…移民を歓迎してるでやんすよ」

女戦士「オークが事情を理解してくれれば良いのだが…」

ローグ「あっしは南の大陸の国境でオークを見たんすがね?オークは賢いでやんす」

女戦士「それはこのオークの子を見ても分かる…明らかに知性と理性がある」

ローグ「どっちかって言うと人間の方に問題がありやすね…オークは魔物と決めつけている人が居やすから」

女戦士「言葉の問題がな…」

ローグ「未来君のお友達が通訳になりやせんかね?」

女戦士「まだ子供だ…大人のオークが子供の言う事なぞ聞くものか」

子供「ホム姉ちゃんならお話し出来るかも」

女戦士「ホムンクルスか…そういえば言葉を覚えるのが早かったな」


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