勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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39:名無しNIPPER[sage saga]
2021/03/11(木) 19:20:47.65 ID:BHJWdb3D0
『翌朝』



ローグ「あぁぁぁさぶ…」

子供「雪積もっちゃったね」

女戦士「商人ギルドの建屋の中は暖かい…行って来ても良いぞ」

子供「あ!!屋上から望遠鏡使おうかな?」

女戦士「ほう?私も行って見るか」

ローグ「あっしは火を起こしとくんで行って来て良いっすよ?」

女戦士「よし付いて来い…」




『商人ギルドの屋上』


子供「何か見える?」

女戦士「私の望遠鏡は倍率が高くてな…見えにくい」

子供「僕のは船が見えるよ」

女戦士「未来の望遠鏡の方が使い勝手が良いな…貸してくれないか?」

子供「うん…」

女戦士「ふむ…奴隷船は一応大砲を乗せているな」

子供「ママは助けるつもりなんだよね?」

女戦士「助ける事になるのかは分からんが黒の同胞団は放置出来ない」

子供「オークを奴隷にしてどうするんだろう…」

女戦士「行先はセントラルなのだろうな…どうする気なのか」

子供「オークとエルフは似た種族だって言ってたでしょ?」

女戦士「そう聞いた事があるだけだ」

子供「エルフってどうして掴まえられるのかな?」

女戦士「む…エルフの代わりに捕らえられて居ると言うのか?」

子供「掴まえられたエルフってどうなってるんだろう…」

女戦士「エルフの心臓は錬金術の材料…まさかオークの心臓を使うつもりか?」

子供「…」

女戦士「まてよ?ドワーフの国に攻めようとして居たのも同じ理由なのか?」

子供「心臓無くなったら死んじゃうよね…」

女戦士「ざわざわこんな遠方まで心臓の為に来るとは思えんのだが…」

子供「遠方ってどのくらい?」

女戦士「…」


---シャ・バクダまでの移送は考えられない---

---セントラルに送ったところで何も無い筈---

---他に拠点を持っているという事か?---



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