勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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350:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/07(金) 18:53:02.90 ID:kwIi/Pq/0
女海賊「ちょちょ…今の話もっかい」

アサシン「魔王は魔石に変えられてもう居ないのだ」

女海賊「なんで?めちゃ話が食い違っちゃってるんだけど…剣士達は魔王を追ってるんだけどさ」

アサシン「それは黒の同胞達が仕組んだ囮なのだ…私達の目をそちらに向ける為にな」

商人「…また歴史の塗り替えで先手打たれちゃってる…そういう事だね?」

アサシン「結果的にはそうなるのだろうな…こちらの話を先にした方が良さそうだな」

女海賊「話して…」


カクカク シカジカ

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女海賊「…第3皇子が生きてるって話は聞いてたんだよ…貴族の中に混じってたのか」

商人「話が全部繋がっちゃったね…僕ら黒の同胞団の隠れ家に行かなくても良かったのか…ハハ」

アサシン「さて…こちらにも聞きたい事が有るのだが…森の上で起こった爆発…アレは何だ?」

女海賊「えーと…ちょい複雑なんだけど…結論から言うとエルフの森にあったクラウドを消す為だったらしいよ」

アサシン「クラウドとは精霊の記憶が保存されているという奴の事だな?」

女海賊「ホムちゃんが言うにはそのクラウドに第3者が入ってて精霊の記憶を何かやってたらしい…」

アサシン「ふむ…」

女海賊「ほんでガーディアン?っていうのが働いて隕石が飛んできてドッカーーーン!!」

アサシン「んむむ…」

商人「補足するよ…隕石では無くて大陸間弾道ミサイルだと言ってた…それが電磁パルスを起こしてクラウドを消滅させた」

アサシン「理解出来んな…要するに精霊の記憶を破壊したのか?」

商人「逆だよ…記憶を守る為にアクセス出来なくしたんだってさ」

アサシン「第3者というのは何者か?」

商人「分からない…」

アサシン「まぁ良い…後でホムンクルスに聞いてみるとしよう…それで黒の同胞団の隠れ家はどうだったのだ?」

商人「もぬけの空さ…エルフに占領されたんだとばっかり思ってたんだけど…まさか囮だったとはね」

アサシン「エルフが絡む?」

商人「守って居たのはエルフ2人とラットマンリーダが少し…後は雑魚だよ」

アサシン「なるほどな…エルフを引き付ける囮でも有った訳か」

商人「まぁそうとも知らず僕たちは突撃してしまってね…時すでに遅しと知った剣士達が5日前に戻った訳さ」

女海賊「商人言い忘れてるよ…隠れ家で魔女の壺を発見した事を」

商人「そうだったね…壺の封を空けられた事を知ってその後を追ったんだ…だから剣士達はまだ魔王の後を追ってる」

アサシン「ふむ…話が全て通るな」



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