勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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348:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/07(金) 18:50:54.53 ID:kwIi/Pq/0
情報屋「あら?2人共早起きね?」

盗賊「そういうお前は寝て居なさそうな顔をしているな?寝なくて良いのか?」

情報屋「古文書の解読が一気に進んだから寝て居られないの」

アサシン「何か分かった事でも?」

情報屋「ドリアード文明が滅んだ原因…」

アサシン「ほう?」

情報屋「恐らく虫の大発生で滅んでるわ…」

盗賊「お?そういや虫が居たな」

情報屋「虫ってエリクサーに浸かると死んじゃうじゃない?だからエリクサーに浸かった所だけ当時のままなんだと思うわ」

アサシン「なるほどな…内部に何も無いのは虫に食い荒らされたのか」

情報屋「それからアダムの件…ドリアード文明の時代に復活させようとして失敗したみたい」

アサシン「む…では今回が初めてのアダム復活という訳か」

盗賊「その話を聞いて余計不安になるな…アダムってのは大丈夫なんだろうな?」

アサシン「ううむ…植物の体を持ったホムンクルスの様な存在だとは思うのだがな…」

盗賊「インドラの矢をぶっ放されてでも見ろよ?怖く無ぇか?」

アサシン「盗賊…仕方の無い事かもしれんがお前に猜疑心が生まれていると気付かんか?」

盗賊「う…なるほどそういう事な…俺ら人間はどーも魔王の心に染まっちまうなぁ」

アサシン「精霊は常にそういう立場で人間に裏切られ続けてきたのだ…」

情報屋「今の話からするとドリアード文明が滅んだのも人間が絡んでいそうね」

盗賊「かもな?精霊のやる事が気に入らなかった奴が虫を大量発生させた…考えられそうだ」

アサシン「その時代に人間はどうして居たのだろうな?」

情報屋「ホムンクルスの話では温暖な海辺に逃れていた様な事を言っていたわね…人魚伝説とかよ」

盗賊「ぬぁぁぁ昔話はもう止めてよ…もっとワクワクする話をしようぜ」

情報屋「例えば?」

盗賊「ノームが残したお宝とか無いのか?ドワーフより器用だったんだろ?」

情報屋「ほら?これみて?ここに書かれて居るのがノームが使ったと思われる道具ね…」

盗賊「おーーーあるじゃ無ぇか!!」


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