勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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337:名無しNIPPER[sage saga]
2021/05/07(金) 18:40:59.76 ID:kwIi/Pq/0
『1時間後』


アサシン「やっと帰って来たな…何か見つけたか?」

盗賊「あっちこっちに通路があって訳分からん…見つけた物っちゃぁ虫ぐらいのもんだ」

アサシン「虫か…私は衣類を発見したぞ」

盗賊「おぉ!?持って来なかったのか?」

アサシン「まぁゴミの様な物だ…多分貴族が身に付けて居たであろう衣服だな」

盗賊「肝心の貴族がどこにも居ないな…どうなってんのよ」

アサシン「後な…ここにはケシが生える様だ」

盗賊「光が入って来ないのにか?」

アサシン「正確にはケシの実だけ壁面から露出している」

盗賊「じゃぁ俺らはクソでかいケシの中に居る感じか」

アサシン「ドリアード自体がそうなのかもしれん…ところで情報屋はどうした?」

盗賊「あぁあそこで壁の中をほじくろうとしてる」

アサシン「行って見るか…」タッタ


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アサシン「何か見つけたのか?」

情報屋「壁の奥に何か入って居るの」ザク ザク

盗賊「どこよ?」

情報屋「あ!!あなた明るいライト持ってたわね?貸して」

盗賊「ほらよ」ポイ

情報屋「なにかしら…」ピカー

アサシン「むむ…人だ…何故壁の中に人が…」

情報屋「やっぱりそうか…見て足元」

アサシン「衣服…これは痛んで居ない」

盗賊「て事はどっか行った貴族達はみんな壁ん中ってか?」

情報屋「多分そうよ…そして傷つけた壁…ほとんど木と同じ」


ツカツカツカ



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