296:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/14(水) 19:13:14.24 ID:qOmQVu6P0
『エルフの森南部』
ローグ「こらエライ事になってやすね…雪が全部吹っ飛んだってどういう状況なんでしょう」
商人「そこらじゅうで煙が上がってる…これじゃどこで戦ってるか分からない」
女海賊「まいったなぁ…一回森の外出るかぁ」
商人「5日前に森の中を北に移動したとしてどのくらいの距離進めるんだろう…」
ローグ「エルフは寝る必要無いんで行動範囲広いって聞きやす」
女海賊「どっちにしてもこんな状況じゃ見つけらんないよね…ドラゴンでも飛んでれば分かりやすいんだけどさぁ」
商人「もう少し高度下げて貰って良いかな?何か…影見たいなものが動いてる様に見える」
女海賊「おっけ!!進路変えながら下げる」グイ
シュゴーーーー バサバサ
女海賊「見える?」
商人「虫の大群だ…バッタなのか?トンボ?…でかいな」
女海賊「冬なのに虫?」
ホムンクルス「昆虫は寒さに強い種も居ますよ?」
ローグ「ありゃドラゴンフライとキラービーっすねぇ…森以外じゃほとんど見ねぇ魔物っす」
商人「あんなに沢山…」
ローグ「近づかない方が良いっすよ…でかいのだと1メートルくらいのが居るらしいっす」
女海賊「行先はやっぱ北だな…虫の進行方向に合わせる」
ローグ「北北西っすね」
女海賊「おっけ!」グイ
ホムンクルス「昆虫は外敵から住処を守る為に毒をまき散らす性質があります…この森の性質も大きく変わりそうですね」
ローグ「見た感じ死の森っすね」
女海賊「そういやクモも身を守るのに毒使うんだっけか」
ホムンクルス「ここからでは見えませんが森の下の方では地生昆虫も動いていそうですね」
女海賊「おっし!スピード上げる!!」ハイディング!」スゥ
--------------------
--------------------
--------------------
943Res/1389.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20