勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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290:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/14(水) 19:05:48.10 ID:qOmQVu6P0
タッタッタ スタッ



ローグ「あらららら?ホムンクルスさん…目を覚ましたんでやんすね?」

商人「あ…うん」

ローグ「姉さんは何処に行きやしたかね?」

商人「今寝てるからそっとしといた方が良いよ」

ローグ「はぁぁぁそら良かったっす…姉さんは人使いが荒いもんすから」

商人「下の様子はどう?」

ローグ「略奪品で盛り上がってやすね…食料が調達出来た様なんで分配してる所っすよ」

商人「それは良かったね…飛空艇にも少し積んでおきたいな」

ローグ「見繕ってあっしが少し持って来やす…」

商人「あぁ済まないね」

ローグ「姉さんのお使いに比べれば安いもんすよ…ちっと待ってて下せぇ」ピョン シュルシュル

ホムンクルス「皆さんお忙しいのですね…」

商人「君はゆっくりしていて良いんだよ」

ホムンクルス「はい…」

商人「そうだ!!君に見て欲しい物が有ったんだ…」

ホムンクルス「何でしょう?」

商人「これさ…これって超高度AIなんだよね?」

ホムンクルス「どこでこれを手に入れたのですか?」

商人「停止した精霊の伴侶から取り出した物だよ」

ホムンクルス「察するにやはり黒の同胞団に匿われて生存していたのですね?」

商人「うん…君が予測した通りだった」

ホムンクルス「そのユニット内部の賢者の石がどのくらい持つのか分かりませんが大切に保管していた方が良いでしょう」

商人「まだ使えるっていう事?」

ホムンクルス「記憶領域を接続する事が出来れば私と同様の思考を持たせる事が可能です」

商人「あ…それとこのボタンって何?」

ホムンクルス「それは初期化のボタンです…ロジックの不具合で停止してしまった場合などに初期化させるのです」

商人「なるほどね…」

ホムンクルス「超高度AIユニットはインターフェース部が酸化に弱いので酸化防止の為にエリクサーに浸しておいた方が良いです」

商人「瓶の中でエリクサーと一緒に入れれば良さそうかな」

ホムンクルス「十分ですね」



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