266:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/02(金) 14:02:02.85 ID:agkIMDdy0
そこに同化しているのは精霊の片割れ
それは精霊のオーブを唯一すべて覗ける道具なのだ
我らは魔王の手からオーブを守る為
精霊の片割れを今まで守り通して来た…ハイエルフからもな
そしてもう一つ
魔王復活の温床となる人間を減らし
我ら同胞となるハーフエルフを増やす為に与えられた古代の技術
これらを駆使し精霊の計画通りに人間達の補完計画を数百年も続けて来たのだ
だがそれも終わった
精霊の計画は遥か3000年昔にドリアード化された神…アダムの復活だ
その復活に必要なエネルギーに魔王の魂を使う
我らは偶然にもそれを手に入れたのだ…まもなくアダムは復活し次なる精霊に置き換わり世界は再生する
魔王がエネルギーとして利用され新たな時代が始まるのだ
我らの役目はこれで終わり…ドリアード化して次なる神に従う
魔女「主らは忠実な精霊の使途じゃと言うのじゃな?」
巨木の声「笑止…他に何と例えよう?」
魔女「これが黒の同胞団の正体か…」
巨木の声「さて犬神よ…もう一度言う…お前たちは我らに従うか?それとも抗するか?」
剣士「…黒の同胞達がが魔王に侵されて居ないと言い切れるのか?」
巨木の声「それはもうどうでも良い…我らが正義か悪かは小さい話だ」
剣士「もしもそのアダムという神が…魔王に支配されてしまったらこの世界はどうなる?」
巨木の声「精霊の計画に異を唱えるのか?」
魔女「まて…それは真実なのか?どこかですり替わって居らぬか?」
巨木の声「ハッハッハ…ハイエルフと同じ事を言うか…だがもう遅い…精霊の片割れもお前たちのせいで息絶えた」
魔女「わらわ達は何もして居らぬのじゃが…」
巨木の声「お前たちの予言通り天の光の後に精霊の片割れも息絶えた…お前たち以外に誰がおろう」
魔女「予言?わらわは主に予言なぞして居らぬ」
巨木の声「たわけた事を…」
シュン グサ
943Res/1389.73 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20