勇者「魔王は一体どこにいる?」続編のつづき
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220:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/02(金) 11:41:25.10 ID:agkIMDdy0
『昼』


女海賊「あ!!お姉ぇ!!」

女戦士「ローグは何処だ?」

女海賊「シカ担いで降りて来たんだ…どうやって狩ったの?」

女戦士「未来とウルフだ…ローグ!!来い!!シカの解体をやれ」

ローグ「へ〜い!!」ドタバタ

女戦士「ほう?良い桟橋になったでは無いか…しかし海賊船の到着が遅いな」

女海賊「迷ってんのかな?」

商人「お〜い!!ガレー船が少し下で待機してる」

女戦士「そうか予定通りだな…輸送船が思ったより遅い訳か」

女海賊「迎えに行く?」

女戦士「小舟が無いとどうにもならん…待機だ」

商人「キャンプをどういう風に作るのか分かれば準備くらいは出来るんだけど」

女戦士「それは私にも分からん…海賊達の好きにやらせるのだ…あちらには職人が居る」

商人「建築の職人?」

女戦士「海賊は拠点を次々移しながら生活していてな…キャンプを作る専門が居るのだ」

商人「僕達だけ休んでるのはなんか悪いなぁ」

女戦士「フフ気にし過ぎだぞ…よく考えてみろ…たった数時間で桟橋を用意して家の様な飛空艇まで準備しているのだ」

女海賊「私らこういうのに慣れちゃってるから普通がどうなのか分かんないかもね」

女戦士「その通りだ…普通のスピードではありえない速さで陣地構築したのだぞ?」

商人「胸を張って座ってて良い?」

女戦士「そうだな…海賊の下っ端から見ればこんな豪華な飛空艇に出入りしているお前は特別に見えている筈だ」

ローグ「頭の言う通りっすね…多分参謀に見えてるでやんす」

女海賊「私は!?ムフフ」

ローグ「姉さんはカリスマっすねぇ…あっしらの象徴になっていやす」

女海賊「はぁぁぁ癒される」

ローグ「なんで商人さんにも逆らう海賊なんていやせんぜ?」

女海賊「手配書に極悪人ズラで書かれてたりしてw」

商人「皆僕より体が大きいからさ…何かしてないといけない様に思っちゃうんだよ」

女戦士「気にし過ぎだ…むしろ海賊の馬鹿どもに教育して欲しいくらいだ…金の勘定も出来ん馬鹿の集まりだからな」

ローグ「頭ぁ…子ウルフがこっち見てるんすが骨と内臓は子ウルフにあげやすぜ?」ガシガシ

女戦士「当たり前だ…それは子ウルフの食料だ」

ローグ「そうでやんすか…」


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