146:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/02(金) 08:44:05.65 ID:agkIMDdy0
女海賊「…」ジー
商人「あれ?女海賊…そんな所に隠れて何やってるんだい?」
女海賊「ヤベ…」
ホムンクルス「お肉は焼けていますか?」
女海賊「あんたらが揉めてるって聞いたから隠れて見てたんだよ…ホムちゃん平気?」
ホムンクルス「はい…」
女海賊「まぁいいや…他人のラブラブチュッチュは見ていて気持ち悪い」
商人「あぁぁそういうのじゃ無いんだけどさ…」
女海賊「肉焼けてるから焦げる前に食べて」
商人「うん…ホムンクルス!行こうか」
ホムンクルス「はい…」
女海賊「ホムちゃん…ちょっと」
ホムンクルス「何でしょう?」
女海賊「商人!あんたは向こう行ってな!」
商人「え…分かったよ」
ホムンクルス「話し終わったら直ぐに行きます」
商人「待ってるよ」スタ
女海賊「ホムちゃん…話盗み聞きしてて悪いとは思ったけど…あんた」
ホムンクルス「はい」
女海賊「気付いてんだね?あとどれくらいの時間が残されてんの?」
ホムンクルス「…持って一か月」
女海賊「避けられない?」
ホムンクルス「はい…エリクサーでの症状緩和は限界です」
女海賊「寿命か…」
ホムンクルス「本人は色んな事に夢中で気にする素振りは見せていませんね」
女海賊「んー分かってるから取り乱すんだと思うな」
ホムンクルス「このまま見守りましょう」
女海賊「ホムちゃんは外部メモリってやつ無くて良いの?」
ホムンクルス「1つは挿入しておいた方が良いですがその後を考えると無くても良いでしょう」
女海賊「その後って…もしかしてホムちゃんも居なくなっちゃう?」
ホムンクルス「皆さんと共に行動していた場合過去の精霊を知る者との遭遇が想定されます」
女海賊「時の王のおっさんか…」
ホムンクルス「未知の遭遇時の予測は精度が低いのですが、拉致や破壊のリスクは考えて居ます」
女海賊「ホムちゃんがそう言うって事はこれからの行動はリスク高いって事だね」
ホムンクルス「はい…」
女海賊「おけおけ気に留めておくよ」
ホムンクルス「ご心配をおかけしました」
女海賊「ほんじゃ皆の所に戻ろっか」
ホムンクルス「はい…」
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