オーク「姫が脱獄しました!」 ドラゴン「捕まえろぉ!」
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81: ◆CItYBDS.l2[saga]
2020/11/06(金) 20:12:23.15 ID:aqO0/j9g0

ドラゴン「魔王城から転任してきたばかりのサキュバスには地図を渡していたはず」

サキュバス「ダンジョンの地図、姫ちゃんが盗んだんだ……無くしたとばかり」

以下略 AAS



82: ◆CItYBDS.l2[saga]
2020/11/06(金) 20:12:56.73 ID:aqO0/j9g0

ドラゴン「しかし、それでもなおダンジョンから出ることのできるトンネルなど掘れるはずがないのだ」

サキュバス「なぜです?」

以下略 AAS



83: ◆CItYBDS.l2[saga]
2020/11/06(金) 20:13:28.02 ID:aqO0/j9g0

ドラゴン「まさか!?」

姫 『そう、私が逃げたのは魔王軍支配下の南の大陸なのです』

以下略 AAS



84: ◆CItYBDS.l2[saga]
2020/11/06(金) 20:13:54.92 ID:aqO0/j9g0

姫 『私は、王国に居た頃、女王となるべく厳しい教育を受けていました」

姫 『歴史を学び、地理を学び、算術を学び、剣を学び、王に必要な全ての知識を学んでいたのです」

以下略 AAS



85: ◆CItYBDS.l2[saga]
2020/11/06(金) 20:14:22.41 ID:aqO0/j9g0

姫 『そして、私はある日、遂に王城からの脱出に成功したんです』

姫 『でも、逃げ出したのはいいものの行く先にあてなどなく、私は途方にくれていました』

以下略 AAS



86: ◆CItYBDS.l2[saga]
2020/11/06(金) 20:14:51.31 ID:aqO0/j9g0

姫 『ダンジョンでの生活は、とても充実したものでした。みんな優しいし、勉強もしなくていい』

姫 『なにより、牢獄からの脱獄はスリリングで楽しかった』

以下略 AAS



87: ◆CItYBDS.l2[saga]
2020/11/06(金) 20:15:38.52 ID:aqO0/j9g0

姫 『だから、私は南の大陸に逃げることに何の不安もありません』

姫 『それどころか、もっと多くのものを学べる期待に胸をふくらませているのです』

以下略 AAS



88: ◆CItYBDS.l2[saga]
2020/11/06(金) 20:16:06.99 ID:aqO0/j9g0

ドラゴン「……」

オーク「……」

以下略 AAS



89: ◆CItYBDS.l2[saga]
2020/11/06(金) 20:16:34.29 ID:aqO0/j9g0

サキュバス「帰ってきたら、料理長に言って盛大なパーティーを開きましょうね!」

ドラゴン「そうだな……ふふ」

以下略 AAS



90: ◆CItYBDS.l2[saga]
2020/11/06(金) 20:17:01.99 ID:aqO0/j9g0

ドラゴン「しまった。姫はもういないというのに」

オーク「どどどどうしましょう」

以下略 AAS



91: ◆CItYBDS.l2[saga]
2020/11/06(金) 20:17:40.47 ID:aqO0/j9g0

オーク「それでこそ、魔王軍最強のドラゴン様です! サキュバスさん、我々も行きますよ!」

サキュバス「ええ、姫ちゃんの旅が続くよう勇者は必ずここで止めて見せます!」

以下略 AAS



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