我妻善逸「禰豆子ちゃん……俺が必ず、君を守るから!」
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3:名無しNIPPER[sage saga]
2020/10/25(日) 20:02:55.82 ID:jBGRwrs7O
「んむぅ?」
「禰豆子ちゃん……俺が必ず、君を守るから!」

コイツらはもうダメだ。見切りをつけよう。
禰豆子ちゃんを守れるのは俺しかいないんだ。
実の兄が大根みたいな糞をするとんでもねぇ奴であることをまだ彼女は知らない。守ってみせる。

「んむぅ〜」
「え? ね、禰豆子ちゃん……?」

守り抜くと決めたのに、当の本人は不満顔だ。
一体、何が不満なのか。もしかして弱いから?
誰よりも弱い俺が本当に彼女を守り抜けるのかどうか、不安に思っているのかも知れない。

「フハハッ! 情けない奴め!」
「っ……伊之助……!」
「大根以上の糞を捻り出せん奴が守るなど笑止」
「なん、だと……?」
「本気を出せ!! その腰の刀は飾り物かぁ!?」

畜生。耳障りな嗤い声だ。ムカムカしてくる。

「フハハハハッ!! そうだ、もっと怒れ!!」
「……黙れ」
「フハハハハハハッ!! 俺を黙らせてみろ!」
「黙れよ!! 伊之助ぇええええええええッ!」

柄に手をかけるも、抜けない。御法度だからだ。


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