50: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/10/23(金) 16:38:00.71 ID:2aSI5GVy0
桃子「……え?」
桃子は目を見開く。
P「ようやく捕まえたよ。時間旅行者さん」
桃子の腕には広辞苑が握られていた。
P「それで殴るのがトリガーだったか。そういやこの世界での1話もそれで始まった気がするな」
桃子「何言っているのお兄ちゃん」
一瞬、動揺したもののすぐに、桃子は平静を取り戻していた。
いや、それすらも演技かもしれないな。
P「ポストへの投函を遅い時間に指定したのは、俺の視線をポストの投函口に集中させるためだったんだな。暗かったら、そこに集中せざるを得ないから。そしてそのバッグには広辞苑が入っていた」
桃子「だからさっきから何言ってるの」
桃子は心底困ったように言う。
その反応をみると、俺が的外れなことを指摘している気すらした。
大丈夫だ。考えはすでにまとめたハズだ。
相手の作戦に乗ってはいけない。
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