47: ◆X0TyCi.5oo[saga]
2020/10/23(金) 16:35:17.39 ID:2aSI5GVy0
夜
桃子「お兄ちゃん、そろそろ行こ」
P「わかった」
桃子は少し大きなバッグを持って、そう言った。
ポストへの道中はお互いだんまりだった。
どちらかが何か言っても、会話が「うん」とか「そうだね」で終わるから。
少し歩くとポストまでたどり着いた。
周囲には誰もいない。
当然かもしれない。もうこんな遅い時間だから。
ポストは妙な存在感があった。
桃子「はい、お兄ちゃんが投函して」
桃子から封筒を手渡される。
それとポストを見比べる。
桃子「なにしてるの? 早く投函しなよ」
P「……ああ」
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