40: ◆f.u4U0IDAPaX[sage]
2020/10/20(火) 12:27:23.06 ID:zqLOwnlh0
凛「違うって。二人のせいなんかじゃないよ」
杏「で、でも……!」
凛「ちひろさん、治療法は、プロデューサーの記憶を元に戻す方法はあるの?」
ちひろ「残念だけど、確実な治療法はないそうよ」
まゆ「そんな……」
凛「確実でなくても方法はあるんでしょ。それを教えて」
ちひろ「変わる前の記憶と同じ経験をさせることだと先生はおっしゃっていたわ。
繰り返し同じ経験をさせ、繰り返し語りかけることで記憶を再統合させると」
楓「変わる前の記憶……私たちのプロデュース……?」
莉嘉「じゃあ、また一緒にお仕事すればいいってこと?
ちょー簡単じゃん! きっとPくん、アタシたちのことすぐに思い出すよ!」
ちひろ「でも、それにはまず、現実を受け入れるだけの
安定した精神状態を取り戻すことがなによりも大事なの」
ちひろ「だからもうしばらくの間、プロデューサーさんは休職させることになったわ」
アナスタシア「プロデューサーは今どちらに? まだ病院ですか」
ちひろ「今はもう自宅に戻られてるわ。どのみち長期休暇は避けられないし、
普通に生活する分には支障ないから、自宅療養の方が本人も安心できるだろうって」
未央「でも、プロデューサーって一人暮らしでしょ。大丈夫なの? その、一人にして……」
ちひろ「心配ないわ。田舎の方からプロデューサーさんのお母さまが来てくださっているの」
まゆ「あのっ、プロデューサーさんのためにまゆにできることはありますか」
ちひろ「今はそっとしておいてあげて。
なにもしないことが、一番プロデューサーさんのためになるの。
復帰の目処が立つまでは接触や連絡は控えるようにしてね」
まゆ「……わかりました」
美嘉(復帰の目処……)
美嘉(もし、プロデューサーのストレスの原因がアタシたちにあるとしたら、
記憶が戻ったその時、プロデューサーはアタシたちのプロデューサーとして復帰してくれるの?)
美嘉(それとも……)
……………………
………………
…………
……
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