324: ◆nx90flyJCa6p[sage saga]
2020/10/30(金) 19:57:30.67 ID:Xx4eulTo0
美嘉「どう? 少しは落ち着いた?」
凛「……」
美嘉「凛の気持ちもわかるけどさ、
志希ちゃんだって遊びでアイドルやってるわけじゃないんだから」
凛「わかってる。いいすぎた」
美嘉「凛、志希ちゃんに対抗意識あるでしょ。
二人だけだもんね、プロデューサーに直接スカウトされたの」
美嘉(ほんと羨ましい)
凛「……私じゃない」
美嘉「……?」
凛「プロデューサーが一番信頼してるのは、私じゃない……」
美嘉「……」
美嘉「そりゃそうでしょ」
凛「えっ!」
美嘉「えっ! って、自分でいっといてなんでそんな驚くの。
否定してもらえるとでも思った?」
凛「え、だ、だって……」アタ フタ
美嘉「アタシよ、ア・タ・シ。プロデューサーが一番に信頼してるのは」フフン
凛「は?」
美嘉「実際今だってアタシを頼ってくれてるわけだし?
『美嘉がいれば安心だ』っていつもいってくれるもん///」
凛「……は、はぁ!? なに急に惚気だしてんの?
それってただいいように使われてるだけじゃん!
プロデューサーの前だとすぐヘタれるくせに!」
美嘉「それ今カンケ―なくない!? ……って」
凛「……?」クルッ
凛「あ……」
志希「……」コソコソ
美嘉「あんなわかりやすく物陰に隠れてる人初めて見たわ」
美嘉「志希ちゃんと話せる? アタシいた方がいい?」
凛「……大丈夫。二人で話す。話して、ちゃんと謝る……」
美嘉「わかった。じゃぁ、アタシは先に戻るから」スッ
凛「あ、美嘉、その……ありがとう」
美嘉「いいよ」テクテク
志希「美嘉ちゃん……」
美嘉「もう大丈夫だから。凛とちゃんと話してきて」
志希「うん、ありがとう」テッテッテッ
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