P「あいつらに会いたい」
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227: ◆nx90flyJCa6p[sage saga]
2020/10/24(土) 19:36:23.93 ID:Ys5IIeNT0
P「……凛、俺は――」

凛「ねぇ、プロデューサー、ここから再出発しない?」

凛「CGプロ所属アイドルにとって『シンデレラガール』は
  目指すべき到達点だけどゴールじゃない。
  辿り着けばそこはもう通過点の一つでしかなくて、
  道はまだずっと続いてる」

凛「次の到達点『トップアイドル』を目指して
  私たちはここからまた始めの一歩を踏み出す。
  今日がその再出発を飾るに相応しいと思わない?」

P「……俺は、相応しいのか」

P「俺は記憶を諦めるよ。もう凛の知る過去の俺には戻れない」

凛「私の知るプロデューサーってなに?」

凛「私の知るプロデューサーは、いつも一生懸命で、無理ばかりして、
  時々抜けてるところがあって、時々カ、カッコよくて……。
  まぁ、そんな人。それは今も昔も変わらない」

凛「過去に戻れなくても過去がなくなるわけじゃないから。
  記憶を分かち合えないのは寂しいけど、私は覚えてるからそれでいい」

P「凛……」

凛「だからここで降りるなんていわないでよ。
  約束したよね? 私から目を背けないって」

凛「輝きの向こう側へ、連れていってくれるんでしょ?」

P「……」

P「今度、一緒に海に行くか」

凛「え、海……」

P「凛がよければだけど」

凛「う、うん、いいよ。行く」

凛「…………//」


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