P「あいつらに会いたい」
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182: ◆nx90flyJCa6p[sage]
2020/10/23(金) 13:16:37.48 ID:vTqC38JC0
 ――バンッ!


未央「うわっ、ビックリしたぁ……って、ゲッ! 美嘉ねえ……」

美嘉(誰よ! まゆちゃんに寮のこと話したのは! 超怖かったんだから!)

未央(ええっと、それはその……)

莉嘉(ゴメンなさい、お姉ちゃん……)

美嘉(莉嘉、またアンタか! あれだけ誰にもいうなっていったじゃない!)

アナスタシア「美嘉、なにをコソコソと話しているんです。内緒話ですか」

美嘉「へっ? べっ、別に? なんでもないですけど?」

アナスタシア「プロデューサーが美嘉たちの部屋に行ったことなら、
       もうみんな知っていますよ」

美嘉「なっ!」

幸子「その様子だとまゆさんにだいぶ絞られたようですね」

美嘉「〜〜っ! もぉっ! なんなのよ!
   どうしてアタシばかりこんなに責められなきゃいけないわけ!?
   アタシそんな悪いことした!?」

幸子「したでしょ」

アナスタシア「しましたね」

美嘉「だってプロデューサーと二人きりだったわけじゃないんだよ!?
   やましいことなんかなにもしてないのに!
   かなり健全なお付き合いだったのにぃ!」

幸子「いや、プロデューサーさんを部屋に入れた時点ですでにやましいですから」

アナスタシア「抜け駆けした罰です」

美嘉「抜け駆けって……、じゃぁ訊きますけど?
   二人は人にはいえない、プロデューサーとの思い出がないってわけ?」

幸子「……」サッ

アナスタシア「ヤ、ヤーニェズナーユ……」

美嘉「あーっ! 顔逸らした! ロシア語で誤魔化した!
   二人だってやっぱあるんじゃない!」

莉嘉「ハイハイ! アタシもある! Pくんと二人だけの思い出! たっくさん!」

杏「莉嘉ちゃん、ノリノリで自己申告しなくていいから。ややこしくなるから」

未央「……私もある。プロデューサーと二人だけの思い出」

杏「ちょっと未央まで……」

未央「けどさ、諦めちゃったらそれは私一人だけの思い出になるってことだよね?」

未央「だってそうでしょ? 
   どんなに大切な思い出でもプロデューサーは永遠に思い出せないまま。
   二度と過去の共有ができない……」

杏「……」

美嘉「……なに、なんの話、諦めるって」



……



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