P「あいつらに会いたい」
1- 20
111: ◆nx90flyJCa6p[sage]
2020/10/21(水) 20:31:33.09 ID:WLf+yO4T0
愛梨「わっ、外暑いですね。日差しが強い……」

P「天気予報によれば、
  梅雨明けの猛暑で30度近くまで気温が上がるらしいからな」

愛梨「えぇ、そうなんですかぁ。今朝は結構涼しかったのになぁ。
   幸子ちゃんと莉嘉ちゃんが羨ましいです。
   私も水着の撮影だったらよかったのに……」

P(……)

P(杏も蘭子も本来の彼女たちではない)

P(背負うことのない罪に囚われ、必要以上に俺を気遣い、
  結果、自らの個性を殺してしまっている)

P(杏にしてはその影響が仕事に顕著に出てしまっている。
  蘭子もいずれはあの言葉遣いを完全にやめてしまうかもしれない)

P(そうなる前に、二人には話しておく必要があるな)

莉嘉「Pくーん!」タッタッタッ

幸子「莉嘉ちゃん、走ったら危ないですよ!」アワワ

莉嘉「どぉどぉ? アタシの水着姿。ちょーセクシーっしょ!」

P「セクシーというよりは可愛いかな」

莉嘉「えー、そっかぁ。やっぱ胸とかお尻とか全然足りてないからかなぁ。
   アタシも愛梨ちゃんみたいになれるといいな」

愛梨「私みたいに? えっと、ケーキ作りが得意になりたいの?」

幸子「いや、今の話の流れ的に体形のことかと……」

P「まあ、どちらにせよ、とても似合ってるよ。幸子も」

幸子「へ? ……あ、フフーン! 当然ですよ!
   カワイイボクが水着姿になれば、それはもう、マーメ――」

莉嘉「PくんPくん、撮影終わったらプールで遊んでもいい?
   確かこの後ってリハまで時間空いてたよね」

P「そうだな、疲れを残さない程度になら」

莉嘉「やったー!」

愛梨「……」ソワソワ

P「どうした、愛梨」

愛梨「え……、えへっ、なんでもないです、なんでもないです。
   別に暑いからってカーディガン脱ぎたいわけじゃないですよ?」

P「……いや、カーディガンくらい、暑いなら脱いでもいいんじゃないか」

愛梨「そ、そうですか。じゃあ、お言葉に甘えて……」ヌギヌギ

P(……?)


幸子「……マーメイドのように……美しい……」



…………………
………………
…………
……


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
521Res/386.70 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice