21:名無しNIPPER[saga]
2020/10/16(金) 23:35:33.94 ID:4au2kQcjO
アテム「相棒、それに遊星。おかしいと思わないか?」
遊星「おかしい?何がですか…?」
アテム「俺達がデュエルをする時は、必ず決闘盤──デュエルディスクを使うだろ?」
遊星「はい。確かにスタンディングでデュエルをする時は、必ずデュエルディスクを使用しますね」
アテム「それは何故だ?」
遊星「……いつ、いかなる場所であってもデュエルができるようにするため──」
遊星「後は、ディスクを使わなければ、ソリッドヴィジョンが作り出されないからですか?」
アテム「それもある。だが、それ以前にデュエルディスクには“イカサマ防止の機能”があることを知っているか?」
遊星「…聞いたことがあります。なんでも、デュエル中に不正行為が行われた際には大音量のブザーが鳴るとか」
アテム「そうだ。俺達の使っているデュエルディスクには、そう言った“間違い防止”の機能が存在しているんだ」
遊戯(まさか、もうひとりのボクが言いたいことって…)
アテム「ああ。今回、遊星がスターダスト・ドラゴンの効果を間違えてしまった──ここまではいい」
アテム「だが“遊星のデュエルディスク”はスターダストの効果の間違いを指摘しなかった──これが問題だとは思わないか?」
遊星「!」
アテム「つまり、前回俺が遊星に敗北した理由の一端として“デュエルディスクがしっかりと機能していなかったこと”が考えられるんじゃないか?」
遊戯(もうひとりのボク…流石にその考えは飛躍しすぎなんじゃ…)
遊星「…あり得ないデュエルディスクの欠陥。まさか、また世界を揺るがす“何か”が起ころうとしているのか…?」
遊戯(え?遊星くんまでこの流れに乗っちゃうの…?)
アテム「ああ。俺の敗北は誰かの“悪意”によって仕組まれたものかもしれない…!!」
アテム「だからこそ、このデュエルディスクを作った“あいつ”に会いにいくぜ…!!」ドン☆
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