【ミリマス】木下ひなた「潜移暗化」
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63: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 18:15:22.06 ID:V6x1Fopt0

誰も居ないはずの事務所だったのに、
いつの間にかプロデューサーと奈緒さんが帰ってきていた。

バタバタと階段を駆け上がる音、
以下略 AAS



64: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 18:15:55.74 ID:V6x1Fopt0

「こんなとこで何してんねん!!
 オーディション合格したんちゃうんか!!?」

「へ? ああ、うん……。断っちゃったんだ……」
以下略 AAS



65: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 18:16:53.44 ID:V6x1Fopt0

お下げ髪の女の子はあたしに言った。


「これであたしは最後なんだ。
以下略 AAS



66: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 18:17:28.75 ID:V6x1Fopt0


あたしは何度も受けて落ちたオーディションだったと思う。
でも、別に今日が最後のチャンスという訳じゃない。

以下略 AAS



67: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 18:18:08.27 ID:V6x1Fopt0

「あ、あの……申し訳ないんだけども、今日はあたし帰ります」

「へ!?」

以下略 AAS



68: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 18:19:02.13 ID:V6x1Fopt0

困ったようにその場をキョロキョロする大森さんは、
ついにその場で座り込んで動かなくなっている
お下げ髪のあの子に声をかけた。

以下略 AAS



69: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 18:36:29.40 ID:V6x1Fopt0





以下略 AAS



70: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 18:37:28.70 ID:V6x1Fopt0

大きく、長いため息をつくと頭を抱えた。
2人の出す空気にあたしは戸惑っていた。

きっと春香さんだったらあの場面でも
以下略 AAS



71: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 18:38:34.40 ID:V6x1Fopt0


奈緒さんは青かった顔をだんだんと赤く、
燃えるように真っ赤な顔をあたしに向けて言った。

以下略 AAS



72: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 18:39:47.29 ID:V6x1Fopt0


「何してんねん! そんなん譲る必要一個もあらへんねん!!
 遊びでやってんちゃうぞ!」

以下略 AAS



73: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 18:40:23.92 ID:V6x1Fopt0


奈緒さんが見せてくれたスマホの画面には、
あたしが譲ったアイドルがいた。

以下略 AAS



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