【ミリマス】木下ひなた「潜移暗化」
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294: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:25:59.67 ID:V6x1Fopt0


何かの冗談ならそう言ってほしい。
今のあたしにはそんな冗談を受け止めるほど、
広い心を持っていない。
以下略 AAS



295: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:26:28.43 ID:V6x1Fopt0


「な、んで……今それを言うの……?」

「あんたがいつまで経っても電話も出ないし、
以下略 AAS



296: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:27:10.48 ID:V6x1Fopt0


「爺ちゃんは、どうなるの」

「だから、長くないんだってば。
以下略 AAS



297: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:28:02.61 ID:V6x1Fopt0


「あたし、明日は大事なライブなの!
 これを逃したらあたしはもう、戻ってこれない!」

以下略 AAS



298: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:28:47.95 ID:V6x1Fopt0


心配事やキレたり感情が爆発すると
おっかないくらいヒステリーを起こす母の癖は変わっておらず、
矢継ぎ早に何か言ってくる。
以下略 AAS



299: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:29:19.04 ID:V6x1Fopt0


爺ちゃんには感謝してる。

でも、……だってあたしは
以下略 AAS



300: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:29:49.16 ID:V6x1Fopt0


でも、爺ちゃんは言ってた。
また、テレビで見たいって。

以下略 AAS



301: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:30:33.00 ID:V6x1Fopt0


「お母さん、爺ちゃんに電話繋いでよ」

「は!? 意識もないのに、 どうやって……。
以下略 AAS



302: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:31:19.17 ID:V6x1Fopt0


その言葉はさっきとは全く違い、
とても優しい言い方をしていたのに、
あたしの胸に突き刺さる。
以下略 AAS



303: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:32:36.70 ID:V6x1Fopt0


どれだけの思いでやってきたか。
どれだけ苦しんできたのか。

以下略 AAS



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