【ミリマス】木下ひなた「潜移暗化」
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286: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:19:21.80 ID:V6x1Fopt0



「電話が鳴ってたっぽいんだが。ずっと。
 何度も鳴ってたから緊急じゃないのか?」
以下略 AAS



287: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:20:03.29 ID:V6x1Fopt0


「明日はライブ本番なのに大丈夫なのか」


以下略 AAS



288: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:21:27.17 ID:V6x1Fopt0

そうこうしている間に、
3人が立ち往生している廊下に着信音が響く。

あたしはその音と、
以下略 AAS



289: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:22:30.12 ID:V6x1Fopt0


お婆ちゃん娘だったあたしは、
お母さんとは殆ど連絡を取ったりしない。

以下略 AAS



290: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:23:05.16 ID:V6x1Fopt0


あたしは、所恵美とプロデューサーに
背を向けて電話に出る。

以下略 AAS



291: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:24:00.67 ID:V6x1Fopt0


母の声は、どこか焦っている様子で、
やっぱり何か緊急のことがあったんじゃないかと思う。

以下略 AAS



292: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:24:52.23 ID:V6x1Fopt0

二人の様子を伺うあたしを見て、
プロデューサーは口をへの字にひん曲げながら
「ふん……」とため息にも似たイライラが見える鼻息を漏らす。

以下略 AAS



293: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:25:23.72 ID:V6x1Fopt0



あたしは声が出なかった。
思考が追いつかない。
以下略 AAS



294: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:25:59.67 ID:V6x1Fopt0


何かの冗談ならそう言ってほしい。
今のあたしにはそんな冗談を受け止めるほど、
広い心を持っていない。
以下略 AAS



295: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:26:28.43 ID:V6x1Fopt0


「な、んで……今それを言うの……?」

「あんたがいつまで経っても電話も出ないし、
以下略 AAS



296: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 22:27:10.48 ID:V6x1Fopt0


「爺ちゃんは、どうなるの」

「だから、長くないんだってば。
以下略 AAS



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