209: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:20:53.12 ID:V6x1Fopt0
夜景の素敵なレストランで食事はしたのだろうか。
深夜の高速道路をドライブしたのだろうか。
210: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:21:59.77 ID:V6x1Fopt0
あたしは気がついたら足が止まっていた。
振り向いた田中琴葉に、
211: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:23:16.98 ID:V6x1Fopt0
どうやったら追いつけるんだ、
こんな、アイドルの素質しかないバケモノに。
212: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:24:13.22 ID:V6x1Fopt0
第5章 誰か助けて
213: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:26:32.84 ID:V6x1Fopt0
もう、すっかり夏になってしまった。
いくら田舎の出身だからって、エアコン無しじゃ
このコンクリートジャングルは生きていけない。
214: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:27:17.28 ID:V6x1Fopt0
あたしは何も考えずに、
すーっとスマホに手を伸ばし、
店長の顔をアップで写真に収める。
215: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:28:05.44 ID:V6x1Fopt0
あ、そうだ。
あと一週間でライブだけど、
216: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:28:37.39 ID:V6x1Fopt0
二人はあたしの事情は知っているので
「まあ、仕方ないよね」と納得して、
「取れるように頑張ってWEB先行申し込み頑張るよ!」
217: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:29:25.64 ID:V6x1Fopt0
今、何をしていたの……?
218: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:29:55.95 ID:V6x1Fopt0
それから寝ぼけた調子の店長を、
二人で盛大に責め立てるのだった。
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