【ミリマス】木下ひなた「潜移暗化」
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179: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:53:08.22 ID:V6x1Fopt0


駅まで猛ダッシュしたせいで、
電車内は今度は逆に暑くなっていた。

以下略 AAS



180: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:53:54.89 ID:V6x1Fopt0


バックヤードでエプロンを付けているところに、
コンビニで買ったであろうチョコレートケーキを
桃山さんが運でくる。
以下略 AAS



181: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:54:39.33 ID:V6x1Fopt0
  

来た時にバタバタしていたのは、
あたしのためだったんだ。
別にいいのに……。
以下略 AAS



182: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:55:50.86 ID:V6x1Fopt0


「大成功でしたね」

「うん。喜んでくれて良かったよ。
以下略 AAS



183: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:56:21.72 ID:V6x1Fopt0


「ああ、木下さん。今日も暇だねえ」

バックヤードから出てきた店長が
以下略 AAS



184: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:59:04.22 ID:V6x1Fopt0


あたしは「うーん」と言いながら、
毛だらけの店長の肩、背中をコロコロしだす。

以下略 AAS



185: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:59:42.23 ID:V6x1Fopt0

確かにあたしは、
なんとなく桃山さんのことを最初に
桃山さんと呼んでいたせいで、
仲良くなってきてからもそれが抜け出せないんだ。
以下略 AAS



186: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:01:20.07 ID:V6x1Fopt0

……。

いや、本当は気がついているんだ。
たぶん、あたしはこのひょろ長い
以下略 AAS



187: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:02:48.00 ID:V6x1Fopt0


しかも、きっとあたしの方には振り向いてもらえない
──たぶん、店長は桃山さんの方が好き──
ということが分かっているのに。
以下略 AAS



188: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 21:03:26.17 ID:V6x1Fopt0


目の前から店長もお客さんも居なくなると、
小さく頭を振って雑念をかき消す。

以下略 AAS



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