173: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:48:07.82 ID:V6x1Fopt0
と、ここであたしは気になることを聞いてみた。
174: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:48:50.49 ID:V6x1Fopt0
「それじゃあ分からないところはあとは、
追ってメールでもLINEでもいいから聞いてくれ。
一応そこに書いてあることで全部だから。
175: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:50:12.23 ID:V6x1Fopt0
あたしが書類をカバンに入れて
事務所を出ていく時もそのプロデューサーは、
パソコンの前で一人作業に集中しているようだった。
176: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:51:14.47 ID:V6x1Fopt0
翌日。
そんなことを思いながら
レッスンが始まる前に、
177: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:52:03.40 ID:V6x1Fopt0
パソコンをいじくり回す内に0.5倍速なるものを見つけ、
速度を変更することを覚えた。
178: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:52:40.67 ID:V6x1Fopt0
時計を見るとバイトに行く時間になっていた。
あたしはシャワーをばーっと浴びて、
179: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:53:08.22 ID:V6x1Fopt0
駅まで猛ダッシュしたせいで、
電車内は今度は逆に暑くなっていた。
180: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:53:54.89 ID:V6x1Fopt0
バックヤードでエプロンを付けているところに、
コンビニで買ったであろうチョコレートケーキを
桃山さんが運でくる。
181: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:54:39.33 ID:V6x1Fopt0
来た時にバタバタしていたのは、
あたしのためだったんだ。
別にいいのに……。
182: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:55:50.86 ID:V6x1Fopt0
「大成功でしたね」
「うん。喜んでくれて良かったよ。
183: ◆BAS9sRqc3g[sage saga]
2020/10/09(金) 20:56:21.72 ID:V6x1Fopt0
「ああ、木下さん。今日も暇だねえ」
バックヤードから出てきた店長が
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